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こころの時代

こんにちは。

今日、Eテレでやっていた「こころの時代~宗教・人生(何をおそれるか-今を生きる-)」を見ました。

語り手は、山形の小国町にある基督教独立学園高等学校の前校長、安積力也先生。

私の次男が今、そこの3年生で、1年だけでしたが、安積先生にもお世話になりました。

テレビの中で、安積先生が一番最後に生徒に問いかけたのが、「何を畏れているか?、その畏れは

解決できるものか?どうしても解決できない畏れは何か?」。

生徒が出した「畏れ」の多くは二つ。

「今の時代」と「人」。

時代については、誰も選んで生まれてこれない。ましてや学園は人里離れたところ、また学校の方針で

人とのコミュニケーションを阻害する携帯、パソコンなどは禁止。現実社会からある意味、隔離された

中で生活しているため、学園を出てからの人生を不安に思っている生徒も少なくない。

そして「人」。これには安積先生もショックだったみたいで、これだけ、人と向き合って生活しているはずの

生徒が言うなんて…。その対象は、友人であったり、親であったり。

そういった話を聞いて、私自身も、これまで大人になったつもりでいたけど、心の底で畏れているものが

あるのではないか?(実はあると思います)。大人のふりして、子供に対しては、立派な??親のつもりで

生きてきたような気がします。この問題は、子供だけの問題ではなくて、人、人間として、自分の内面的な

部分をしっかり直視することで、その畏れが和らいだり、また子供へ寄り添うことができるようになるのかも

しれません。

安積先生の話だと、親が自分の畏れの存在をしっかり知って、子供と接すれば、子供も落ち着くと言って

ました。うまくは表現できませんが、私の心にすーっと入ってきて、今、心が落ち着いています。

今、私は単身赴任で、自分の時間がたくさんあります。

これを機に、自分の畏れも含め、自分としっかりと向き合ってみたいと強く思いました。
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