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福島潟にちょっと寄り道しました

今日は仕事で現場の下見があり、その帰りに福島潟に寄ってきました。

福島潟は越後平野の中央部を流れる阿賀野川の東側、新潟市北区(旧豊栄市)にある

淡水の湖です。福島潟には10以上の河川が流入し、一方、流出河川は1つしかなかったため、

度々水害に襲われてきました。その打開策として、海に直線的に流す放水路が建設されました。

それ以降、洪水が起こりそうなときは強制的に排水することがで、水害を免れることができる

ようになりました。


福島潟は193ha(1.93㎢)、ゴルフ場2つ分の広さがあります。ここは、冬鳥の越冬場所に

利用されており、特に国の天然記念物のオオヒシクイは約3000羽飛来します。また、越冬中の

カモを狙って、オジロワシ、オオタカ、ハヤブサなどの猛禽類も採餌に現れます。


今日は偶然にもオオタカの幼鳥に出会うことができました。オオタカは主に中型の鳥類

(ハト、カモ等)や小型の哺乳類(ネズミ)を食べる猛禽類で、「種の保存法(法律)」で

国内希少野生動植物種に指定され、環境省や新潟県においては絶滅危惧種(準絶滅危惧)に

選定されている重要種です。

オオタカの幼鳥の特徴として、胸に縦の縞模様(縦斑)があります。これが成鳥になると、

この縞は細い横の模様に変わります。この幼鳥は去年の春に生まれた個体で、まだ1歳です。

警戒心がなかったので、近づいて撮影することができました。撮影しながら観察していると、

カラスがオオタカに寄ってきてイタズラしていました。本来、1対1の状態では、断然オオタカの

方が強いのですが、カラスは集団になると怖いもの知らずで、集団で襲うことも多々あります。

また、これと似た感じで、小さい種や弱い種が強い種に対して攻撃する行動をモビングと言います。

特に繁殖期に縄張りを持った種がモビングをしていることが多いようです。これから鳥の繁殖期が

はじまります。運が良ければ、こういった光景が見れるかもしれません。


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オオタカの幼鳥:1歳


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オオタカの幼鳥:胸に縦の縞模様(縦斑)があります


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オオタカの幼鳥:幼鳥でも精悍な顔立ちをしてます


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オオタカの幼鳥:カラスにイタズラされてバランスを崩しました


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福島潟と五頭連峰


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福島潟と飯豊連峰
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