こんにちは~
1か月以上、放置してました。
先日、被災地の女川・出島に「新潟チーム・ませう」で行ってきました。
女川・出島は昨年も同時期に、お祭りのお手伝いに行きましたが、今回も同じお祭りのお手伝い。
震災前の出島には約500人の住民が暮らしていました。震災直後に、全島避難命令が出て、一時的に
島は無人島になりました。島内に仮設住宅ができたのは、その年の秋で、それまでには島民の多くは、
内地の仮設にバラバラで住んでしまっており、島に帰ることが困難な状況だったようです。そして、今は
約70人ほどが島に戻って暮らしていますが、そのほとんどは50歳以上の高齢者。もともと過疎が進んで
いたようですが、震災によってかなり加速化されたようです。1つあった小中学校は閉校になりました。
以前は、祭りになると老若男女、みんなで神輿を担いで、漁の安全祈願、豊漁祈願し、屋台やカラオケで
大いに楽しんでいたのに…。今は神輿を担ぐ人(若人)さえもいない現状。そんな、神輿の担ぎ手不足で、
わがチームに声がかかり、昨年から神輿担ぎ、屋台(餅つき、焼き鳥、たこ焼き、コーヒー、チェコ料理)
などで祭りを盛り上げています。
去年は担ぎ手が30人いたのに、今年は20人しかおらず、結構きつかったです。我々、よそ者が来ても、
島の人達は温かくもてなしてくれて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。将来は、島に若者が
戻り、この素晴らしい島の祭や伝統を引き継いで欲しいと願うばかりです。
また、来年も参加する予定ですが、その時その時で、地元の方の意志や要望を聞きながら、地元の方に
少しでも寄り添ったお手伝いができればと思います。

民宿「いずしま」からの眺め

民宿での夕食、ホタテ、マグロ、甘海老、イカ、そしてミンククジラの刺身!!

これが祭りの主役の神輿!! 神社のある高台から港まで神輿を担ぎ、そして港に着くと息つく暇もなく、
後ろと前で互いに押し合います。これが結構ツライ。昔はこれに負けると海に落とされたとか…

地元のおばちゃんと楽しく餅つき

たこ焼き班、コーヒー班、自分たちも楽しんでます

子供達も頑張って焼きそばを作ってます

このおじさんの獅子振りは最高です!!得も言われぬ独特のリズムで踊ります。たぶん、この踊りができる
のは世界でただ一人だと思います。先日、NHKにもでたそうです。