次男は中学三年生、思春期、反抗期、高校受験などもあり、最近は親子の会話が減って
いました。
何気に、自然観察会の下見を手伝ってほしいと言ったら、笑顔でOK。
行き帰りの車の中で、高校受験の話になりました。
以前は将来的に大学に行きたいと言っていたので、新潟市内の進学校に行かなければ
ならなし、それ相当の勉強・努力が必要だと言ってきました。本人は分かったと返事は
するものの、勉強する姿はあまり見られず、本腰が入らない感じで、私と妻はちょっと
心配になってました。
ところが、最近、彼に変化が…。
高校受験に本腰の入らない彼に、ちょっと変わった学校を紹介したところ、その学校が
気に入ったみたいで、すぐに学校に受験等の問い合わせをして、体験入学までしてきました。
まずは、その行動力に驚き、今はその学校の話をすると、とても嬉しそうです。その学校は
山形の田舎にあるキリスト教関係の高校で、1学年25人の少人数で全寮制、部活はなく農作業、
酪農作業が毎日の日課、もちろん山奥の田舎なので携帯電話は電波が通じない。そんな不便な
環境の中で、勉強というよりは、人間の本質的なこと、人とのつながりなどを教わる感じの
ようです。私立高校なので、公立よりはお金がかかるようですが、彼が自分の意志で決めて
熱望する学校なので、なんとか行かせてあげたいと思っているところです。
観察会の下見ではコイ、モツゴ、タイクリバラタナゴ、ヤリタナゴなどの魚類、アジアイトトンボ、
チョウトンボ、ショウジョウトンボなどのトンボ類、ミズカマキリ、モノアラガイ、サカマキガイ
などの水生生物など、たくさんの生き物が確認できました。自分も子供に戻ったように、生き物を
追いかけました。次男は特に真っ赤なショウジョウトンボと美しい模様のタイリクバラタナゴに
感動してました。

「タイリクバラタナゴ」バラ色の婚姻色が出ている♂

「ショウジョウトンボ」♂

「ミズカマキリ」幼虫

トンボを追いかけてはしゃぐ次男
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