瓢湖(ひょうこ)に行ってきました。
瓢湖は新潟県阿賀野市にある周囲1,230mの小さな人造湖。オオハクチョウやコハクチョウの
飛来地として知られる。ラムサール条約の登録湿地。1954年、吉川重三郎(白鳥おじさん)が、
野生のハクチョウの餌付けに全国で初めて成功。 白鳥の飛来地として、同年2月に新潟県の、
同年3月20日に国の天然記念物に指定された。(wikipediaより引用)
瓢湖では今でもハクチョウやカモに餌付けをしており、また一般の人でも餌を購入して餌付けを
することができます。そのため、他のハクチョウ・カモ飛来地とは違い、間近で鳥と接することが
できる場所として有名です。いい写真も撮れます。
今回、確認できた水鳥は、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、
キンクロハジロ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、オオバンなどです。珍しい光景も見られました。
ハクチョウの仲間は日中、湖周辺の水田に行き落ち穂を食べていますが、珍しく湖内で逆立ちして
餌を食べてました(逆立ち採餌)。

オオハクチョウ:コハクチョウとの違いは、オオハクチョウの嘴(くちばし)は
コハクチョウと比べ、黄色い部分の面積が広い。名前の通り、コハクよりも大きく、首が太い。

コハクチョウ:嘴の黄色い部分を上記写真と比べてみてください。

オオハクチョウの親子。色が灰色の個体が子供。中央では逆立ちになって水中の植物の根茎を
食べてます(逆立ち採餌)。

マガモ(♂):首から頭は緑色、首に白い首輪模様があります。一番おいしいカモだとか?

マガモ(♀):全体的に褐色、嘴(くちばし)は橙色で黒色も混じってます。カモの仲間はオスが
派手な模様をしてます。

オナガガモ(♂):首の前面は白色で、後面は茶褐色。尾羽は他のカモ類と比べて長い
ことが、名前の由来。写真ではちょっと分かり辛いかも。

アメリカヒドリ(♂):胸から脇腹は茶褐色、目の周りから首の後ろにかけては緑色。

キンクロハジロ(♂):黒っぽい顔に黄色い目。後頭には長い冠羽があります。

ホシハジロ(♂):嘴は青灰色で、基部と先端は黒色。頭部から首まで赤茶色、
目の虹彩は赤色。

オオバン:雌雄同色、全体が黒色、嘴は白色で額に盛り上がるように額板があります。