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女川出島へ支援活動(交流)に行ってきました!

10月27日、28日の二日間、東日本大震災の被災地、宮城県牡鹿郡女川町出島(離島)に

行ってきました。今回も「新潟チームませう」総勢25で支援活動しました。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜女川町出島について〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

女川町出島は周囲14km、人口450人、漁業が盛んな所。本土の女川港から11km離れており、

定期船に乗り約20分で行くことができる。東日本大震災では、20mほどの津波が島を襲い、

海岸近くの集落は壊滅、25名の犠牲者を出した。地震の影響で港は1m近く沈下した。現在、

島に戻ったのは約70人。女川港との定期船は1日4便から2便に半減、島から本土に通勤・

通学は不可能となり、島に2件あった商店も閉鎖、若い世代は島から出ていき、島に残って

いるのは高齢者が多い。

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活動内容・スケジュール

1日目: 7:30 新潟出発
    15:00 女川港着
    16:00 出島到着
    16:30 仮設住宅集会場でBBQ準備開始
    17:00 BBQ&交流会
    20:00 宿で「ませう反省会という名の宴会」
     1:00 就寝

2日目:7:00 芋煮の仕込み開始
    8:30 芋煮完成
    9:00 医療相談、マッサージ、紙芝居、カフェ、餅つき開始
    11:00 芋煮、餅を振舞う
    13:00 全ての活動終了
    21:00 新潟着
   
    今回も事故無く、活動をすることができました。すべての方に感謝!!


今回も私は料理班長として活動させて頂きました。前回7月の陸前高田で好評だった

バーベキューと季節がら暖かい物を食べていただきたいと思い芋煮をつくりました。

1日目の活動・バーベキューでは20〜30人の方にご参加いただき、一緒に焼肉を食べながら、

楽しくお話することができました。そのなかで、「震災後、こんなに楽しい食事をとったこと

がない」「夕べは、こんな少ししか飲まなかったのに酔ってしまった、ホントに不思議だ、

楽しかった」という声が聞かれた一方、「震災後、いくら酒を飲んでも酔えなくなって

しまった」などの悲しい声も聞かれました。バーベキューの後半は、カラオケ大会になり、

最後は自然と一緒に歌っていたのが心地よかった〜。このカラオケ大会の司会を務めてくれた

のは小学4年生の太一君。大人の司会者と違い、わざとらしさ、いやらしさがなく、参加して

くれた島の人たちは太一のご指名で楽しくカラオケを歌ってました。


2日目の活動は盛りだくさんで、医療相談、マッサージ、紙芝居、カフェ、餅つき、芋煮の振る

舞いなど、その中で私が印象に残ったのが、4才の見(ケン)君による紙芝居の読み聞かせ。

集会場に集まったおじいちゃん、おばあちゃんの心を癒やし、集会場が暖かい空気に包まれて

いました。餅つきでは、島のおじさん、おばさんに手伝ってもらい、最高の餅をつきあげました。

私の作った芋煮もみなさんに食べていただき、味も好評のようでした。




活動を終えて、最近の活動は以前にもまして、被災地の方々と交流ができていることを嬉しく

思ってます。この活動だけで、被災地の方々の心を癒せるとは思ってません。ただ、我々と

一緒に活動することで、その時だけでも、体が楽になったり、一緒に楽しんだり、泣いたり、

抱き合ったり、それで少しでも心が通い合えば嬉しく思います。

島の方々とお話して印象に残ったのは、震災後は若い世代がほとんど島を離れたり、島と

内地を行き来する二重生活を送っている人も少なくない。定期船は便数が半分以下、島に

あった商店は閉鎖、震災前のように生活は送れない。このままでは過疎が進むだけ。

昔のように子供の声が聞こえる島になってほしい(最後はそんな声を聞こえたような気が

しました)。この現状をしっかりと周囲の人に伝えていきたいと思います。

これからも微力ではありますが、自分にできること、チームませうでできることを精一杯、

頑張ってやっていきます!


追伸:今回はプロのカメラマンに写真を撮っていただきました。写真を入手次第、アップします。

それまで、とりあえず、私のバカチョンカメラ写真を掲載します。


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新潟県立がんセンターで出発式。
団長の今井先生不在のため、井関コーディネーターが開会の挨拶。

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磐越道・磐梯山サービスエリアから「磐梯山」がきれいに見えました。

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名司会者・太一君の変装。

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女川港に到着し、ここから定期船に乗って出島に向かいます。

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海はべたなぎ状態、船も快適でした。

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島の高台にある民宿からの眺め。

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バーベキューの様子。

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カラオケ大会の様子。

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みんなで楽しく歌い合ってます!左は名司会者の太一君

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地元の方に餅つきを手伝ってもらいました。島民はみんな餅つきができるそうです。

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芋煮、ちょっと雰囲気が伝わりませんが、好評でした。

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見(けん)君による紙芝居!上手でしたよ!!

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合間に島を探索しました。
主人を失った小・中学校。すぐにでも使えそうです。

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島には港が2ヶ所あり、その1つ寺間港。ガレキは大分片付けられましたが、そこから何も
進んでいません。
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Facebookでこんなリクエスト、メッセが来たらご用心

私はFacebookをやってます。

先日、美人な女性からメッセージ無しの友達リクエストが来て、何も考えなしに承認しました。

その数日後に、以下の変なメッセージが届きました。


「突然リクエストしてごめんなさい汗、出身が上山市で同じだったので、なんだかすごい懐かしい

感じがして嬉しくてついおくってしまいました(^_^;)もしお手間で無ければ 〜@yahoo.co.jp

が私のプライベートアドレスなのでメールいただけないでしょうか?(≧_≦)故郷の話とか周りで

話せる人いないので…涙あ、あと私情で今日か明日にはフェイスブックをやめようと思ってます。



ちょっと変に思い、ネットで調べたところ「佐野雅則さんのノート」に書いてありました。

友達承認してすぐに送られてきた上記メッセージはニセブログに誘導するための下準備らしく、

メールアドレス取得もスパムメール送付に使用されていそうです。偽ブログも有料であったり

登録制であったりして、登録すると悪質サクラ出会い系サイトに同時登録されてしまうそうです。


みなさんも、こんな友達リクエストやメッセージが届いたら無視、またはブロックしましょう。

捕らぬ狸の皮算用

(また、叔父さんの話で申し訳ありません)

先日、叔父が亡くなりました。

葬儀は行けませんでしたが、昨日一日だけ、家の後片付けの手伝いに行ってきました。

叔父さんは多趣味な人で、芸術、歴史、刀剣、工芸品、切手などの収集をしていました。

特に刀剣(日本刀)は10本くらいあり、その付属品(つば)なども沢山あります。

叔父さんは、とにかく、物を大事にする人(単に捨てられない人かも)で、何でも家の中に

保管しており、その片付けが大変。本だけでもダンボール箱200個、燃えるゴミも200個、

資源ごみ・その他50個。たぶん、2〜3回分の引越しする量だと思います。

昨日の手伝いには、叔父さんの姉2人(次女は私の母)とその家族、総勢8人。

どこの家でもそうだと思いますが、最後は遺産の問題。うちは相続を放棄したので関係は

ないのですが、遺産相続する叔父さんの姉(長女)が頭を抱えているので、どうしたのか

母に聞いてみると…

法務局に働いていた叔父さん、退職金もそれなりに貰っていただろうし、刀剣や切手など

価値あるものも沢山あるから、どんでもない遺産があると叔母さんは思っていたらしい。

ところが、蓋を開けてみると、叔父さんの通帳には70万円あるのみ、刀剣は鑑定してもらい

ましたが、需要がないので売れないし、引き取ってくれない。切手や骨董品などを売っても

さほどにならない。逆に、葬儀で100万円以上かかっている上に、所有していた車もローンが

残っているとか、結局、遺産はほとんどなし。これでは、叔母さんも落胆。

叔母さんは疲れてどうでもよくなったらしく、最後には私に、「もう、何でも好きなもの

持って行って!!」だって。

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私は叔父さんの遺品として一つだけ工芸品?を頂いてきました。

叔父さんの住んでいた秋田県角館は武家屋敷や桜で有名な所、そして桜の皮で作る「樺細工」も

有名な伝統工芸。その「樺細工」の「キセル入れ」をもらいました。

これを見ながら、ちょっと叔父さんを思い出し、お酒でも飲もうと思います。

なぜ

先週の金曜日、突然叔父さん(母の弟)が亡くなった。

別に病気とも聞いていなかったので、電話で聞いたときは驚いた。

よくよく聞いてみると、自分で命を絶ったということだった。

頻繁に会っている訳ではないが、小さい頃は夏休みになると、2〜3週間、兄と泊まりに

行ってお世話になった。そこで、悪いことをしたり、うるさくしていると、日本刀(本物)を

持ってきて、目の前で抜いて怒られたことを今でも覚えている。人見知りをするようで、

普段は口数が少ないが、彼の好きな歴史や絵の話になると熱く語っていた。結婚をして

いなかった叔父さんは5年前に母親(私の祖母)が亡くなってからは、一人暮らしで、

最近はちょっと家に引きこもりがちだったらしい。


でも、どんな理由があっても、私個人としては、自分から命を絶つのは許せない。

この世の中には、生きたくても生きれない人がたくさんいる。

知人から聞いた話で、白血病の患者(余命数ヶ月)さんが言った言葉で、

「捨てる命があるなら俺にくれ」。この言葉を聞いたら、命を粗末にはできないと思し、

今は苦しくても精一杯生きるのが、生を授かった我々の指命。無駄な命なんてない、

みんな最後まで一生懸命生きて欲しい。


私は葬儀に出席できなかったので、桜の咲く頃にでも、お墓参りに行くつもりです。

山形名物の芋煮を作りました!

今週末に東日本大震災の支援活動に女川(出島)に行くことになりました。

この活動は新潟の医療関係者が中心となり、それに賛同した人々で構成された「チームませう」で

定期的に被災地に赴き、医療相談、クラウン(手品、バルーン、ピエロ)、サッカー交流、餅つき、

バーベキューなどをやっています。

今回は宮城県牡鹿郡女川町の離れ小島の出島(いずしま)に行っての活動予定。私は料理長を

任されて、餅つき、バーベキュー、振る舞い料理を作ります。今回の振る舞い料理は、私の故郷

(山形)料理の芋煮!最近、作っていなかったので、家で試作してみました。

以下に今回のレシピを記します。


芋煮10人分のレシピ
味付けは醤油ベースで酒と砂糖を適当に入れます。

・洗い里芋 2kg
・ネギ 3本
・板こんにゃく 3枚
・牛肉 500g
・ゴボウ(好みで)
・キノコ(好みで)
・醤油 適当
・料理酒 適当
・砂糖 適当

まずは鍋に里芋を入れて火にかけます。里芋が柔らかくなるまで煮込みます。途中でアクがでる

ので、丁寧にアクをとります。板こんにゃくを入れて、さらに煮込みます。牛肉を1/3程度入れます。

砂糖、お酒、醤油で味付けをし、残りの牛肉2/3を入れます。好みでゴボウやキノコを入れても

いいです。最後にネギを入れて、軽く煮込んで出来上がり!!

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家族みんな、美味しいと言って食べてくれました!今週末は女川・出島で美味しい芋煮を作りたい

と思います。

白神山地から戻ってきました

一週間のご無沙汰でした。

白神山地から無事に戻ってきました。

今回も前回以上にハードな仕事でした。仕事以前に山でテント泊だったり、風邪をひいたりで

散々でしたが、白神山地は最高でした。紅葉も見ごろで観光客の方にもたくさん出会いました。

白神山地の様子を写真でちょっと紹介します。

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白神山地から岩木山方面の眺め。前回は見れなかった岩木山が中央に見えます。


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クマゲラの森、きれいなブナ林です。


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追良瀬川


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赤石川


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大沢川


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赤石川の支川(沢)、こんな所を下って行きます。


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河原でアズマヒキガエルと出会いました。たまには、正面からのアングルもいいですね。
違った生き物に見えてきます。


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ハコネサンショウウオの成体。ブナ林で見つけました。福島の桧枝岐では滋養強壮剤として
食べるそうです。


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今回は山の中でのテント泊。食事はなるべく簡単ですぐ食べれる物にしました。夕食はパック
ご飯とレトルトカレーや牛丼(写真)、朝は食パンにコーンスープ・味噌汁、昼はラーメンって
感じです。食事は良かったのですが、とにかく朝晩が寒くて、風邪をひいて帰ってきました。


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インターン生の佐藤君。昼食でラーメンを食べてます。

また、白神山地に山篭り

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

先々週に引き続き、これから、仕事で白神山地に入ることになりました。前回は旅館に宿泊

でしたが、今回は山中にテント泊になりそうです。紅葉が見頃のようなので、楽しんできたいと

思います。

当分書き込みができなくなると思いますが、戻り次第、ブログを再開したいと思います。

よろしくお願いします。あきら。

久しぶりのバンディング

久しぶりにバンディングしました。

バンディングとは鳥類標識調査、野鳥に足輪を付けて、鳥の移動や寿命を知るための調査

のことです。 環境省が山階鳥類研究所に調査を委託し、資格を持ったバンダーと呼ばれる

ボランティアの調査員が捕獲・放鳥を行なっています。私も一応、調査員です。

今日、確認された鳥類は、スズメ(留鳥)、オオヨシキリ(夏鳥)、カシラダカ(冬鳥)の

3種でした。留鳥は一年中同じ土地にいてほとんど移動しない鳥、夏鳥とは繁殖のために日本

に飛来して繁殖が終わると移動する鳥、冬鳥とは越冬のために日本に飛来する鳥です。

こういった地道な調査が、鳥類の生態の解明・保護につながることを願いながら調査を続けて

いきたいです。

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スズメ、捕獲してみると意外と大きいことに気付きます


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オオヨシキリ、おもにヨシ(アシ)原で繁殖する夏鳥。ギョギョシ、ギョギョシと大きな
声で鳴いています。


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カシラダカ、ホオジロに近い仲間。この鳥が渡ってくると秋の到来を感じます。


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おまけ:ハラビロカマキリ。

障害者サッカー体験教室2012のご案内

私が所属するサッカーチームPalrabox主催で、障害者サッカー体験教室をやります。

我がPalraboxは障害者と健常者が一緒にプレーするサッカーチームです。

毎月1回、障害児のサッカー教室のサポートをしていますが、大人を対象とした教室は

やっていませんでした。今年からの新しい試みです。

興味のある方は、是非、ご参加のほど、よろしくお願いします。



障害者サッカー体験教室2012

日時:平成24年10月21日(日) 15:00~17:00

場所:新潟県立江南高等特別支援学校(新潟市江南区北山1510)

参加費:無料

対象:身体障害のある18歳以上の方

用意していただくもの:運動できる服装、サッカーシューズまたは運動靴

申込み・問い合わせ:TEL 090-3401-7215(井関)

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魚類(イバラトミヨ)調査のご案内です

魚類(イバラトミヨ)調査のご案内です。

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イバラトミヨ

新潟県五泉市にはイバラトミヨという5cm程度の淡水魚が棲んでいます。

イバラトミヨはイトヨなどと同じ背中に棘のある魚でトゲウオ科に属しています。

氷河期の遺存種といわれ、もともと冷水性の魚類で、北海道では河川や湧水地、

本州では主に湧水地に生息してます。イバラトミヨは新潟県五泉市が日本の

南限であり、とても貴重な魚です。地元では棘のある魚という意味でトゲソ

と言われています。近年の地下水の減少、河川の水質汚濁、湧水地の消失など

により、個体数が激減してます。そこで、十数年前に地元の有志により保護活動

が始まり、現在はNPO法人五泉トゲソの会として保護活動が行われています。

イバラトミヨは五泉市内に主要な生息場所が数ヵ所あります。その2ヶ所で、

毎年、個体数(生息数)調査を行っております。今回はその個体数調査のご案内

です。


〜〜〜2012年(平成24年)トゲソ生息個体数調査協力のお願い〜〜〜

1.お願い

NPO法人五泉トゲソの会では、トゲソの保全活動の一環として、トゲソの主要生息

場所2ヶ所において個体数調査を毎年実施しています。この調査は、2001年から始め

て、今年で12年目になります。

調査開始当時は各地点とも100~200個体程度の生息数でしたが、保護池の創出や生

息環境の改善などにより、徐々に個体数も回復しました。また、水路のコンクリ-ト化

により生息地の危機にも直面しましたが、2007年から休耕田を利用した新たな生息地の

造成に取り組み、その結果、土堀生息地全体では1,803個体(2008年)と、個体数の

大幅な増加が確認されました。しかし、2009年204個体から大激減し、2010年14個体、

昨年2011年は17匹と考えられないような数となりました。

何故、激減したのか。その原因は、はっきりしたことは不明です。湧水量の不足、ザリガニ

の異常繁殖、外来種のコカナダモの増加など様々な要因が考えられます。また、今年からは

トゲソの巣作り材料であるナガエミクリまでなくなってしまいました。冬鳥による食害か?

という憶測もありますが、はっきりしたことが不明です。そのためミクリ植えをしたりして

いますが、正念場の生息調査となりそうです。

毎年、寒い時期ですが、生息調査を下記のとおり計画しました。お手数でも都合のつく方の

ご協力をお願いいたします。参加申し込みは、下記にメール又は電話にてお願いします。

なお、今年も昼食には「とげそ米」の試食と五泉名産「さといも汁」、恒例の「ザリガニ・

ロブスタ-」も出ます。どうぞ、2012年トゲソの生息調査の協力をよろしくお願いいたします。

※学生の皆さんの現地までの交通手段については、ご相談いたします。

調査結果を受け「トゲソの生息空間の改善」などの対応を検討して参ります。


2.集合場所
 五泉市土堀地内の水路脇(下記地図参照) ※小雨でも実施予定 

3.日 時  
   2012年(平成24年)10月20日(土曜日)午前9時 トゲソの生息水路・小屋前 集合
    9:00     集合・打ち合わせ
    9:15~12:30 土堀水路の個体数調査
   12:30~13:30 昼食(とげそ米の新米試食/五泉の里芋汁/しそ南蛮を出します)
            九区公民館(四ッ屋新地内)
   13:30~16:00 猿和田水路の個体数調査
   16:15     解散

4.調査方法
 水路を仕切り網によって上下流を区切り、その中にいるトゲソを捕獲して個体数の記録

(目測の計測)を行う。また、他の魚類や底生動物については個体数のみ記録する。

5.持ち物  ※胴長が無い方のために、フリ-の胴長7着を用意します。
  ●胴長(水路に入る人・会では7着あり)または長靴(計測などをする人) 
  ●軍手またはゴム手袋
  ●防寒具(雨具) ※寒いことも予想されますので、厚着をしてきてください。
  ●手網またはサデ網(持っている人のみ。会のサデ網9個あり。)

6.申し込み先・携帯
◇トゲソの会: 事務局 中村 E-mail:togeso@beige.plala.or.jp
              TEL:090-2235-3936

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久しぶりに故郷に帰って楽しんできました

週末に故郷の山形県上山市で中学の同窓会があり、参加してきました。
成人式の時に同窓会があって以来なので、もう20年以上ぶりくらいの同窓会でした。
担任の先生もご健在で全員出席いただき、先生とも久しぶりにお会いしましたが、みなさん
変わらず元気な様子で安心しました。若い子供達と一緒にいるから若さを保てるのかも
しれません。
自分は就職で故郷を離れてしまったので、同窓生とはそれ以来、ほとんど交流もなく、
同窓会への出席も戸惑いましたが、家族も後押ししてくれて出席することに。
同窓会が始まり、そのうち同級生は何となくわかりましたが、クラス外の人は思い出すのが大変
でした。
そんな中で、面白い会話が聞こえてきました。

A君:あの背の高い人は誰だっけ?
B君:「べべ」だべした~
A君:「べべ」って誰だっけ?
B君:「べべ」は「船越」だべした~
A君:「船越」って誰だっけ?
B君:んだがら「べべ」だべ
最後まで分からずじまいでした。

同窓会では、堅苦しい話はほとんどなく、昔を思い出しながら話が弾みました。
2次会、3次会とも会場にはカラオケがありましたが、カラオケをする人はほとんどおらず、みんな
話し続けてました。私も久しぶりに会った仲間と声がかれるまで話ししました。こんな楽しい
同窓会・同級会は初めてです。高校や大学の仲間とは違い、小さいころから一緒に学び、育った
思いが強くあるようで、みんな強い絆で繋がっているように感じました(ちょっと大袈裟かも)。
また、こんな飲み会ができればいいなぁと思いながら帰ってきました。

久しぶりに故郷に帰ったので、昔を思い出しながら、観光名所を訪ねてきました。

まずは「春雨庵」。
江戸時代に沢庵和尚が「紫衣事件」で上山へ流罪となり、上山城主土岐頼行が仮住まいとして
寄進したのが春雨庵です。沢庵はここで3年を過ごした後、許されて江戸に戻り、東海寺を開山
しました。現在の建物は昭和28年に東海寺から一部を譲り受け再建したもの。茅葺き屋根や庭は
往時をしのばせます。
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春雨庵


次は「上山城」。
現在、復元された上山城は「模擬天主」で実在したものとは違うようです。本来ならば実在した
ものを復元するのが筋だとは思うのですが…。でも、一応、今は上山のシンボルになっています。
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上山城。結構きれいで白鷺城を思い起こさせます。

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天守閣(展望台)からの眺め。市街地とその後背の三吉山(574m)が望めます。


最後は「栗川稲荷」。
栗川稲荷神社は元禄10年(1697)に上山藩入府が決まった松平氏が、旧領から遷座してきました。
代々松平氏の崇敬社で、上山赴任途中でも利根川の水害を事前に察知、被害が避けられた事で
益々信仰が厚くなったと云います。
当時は上山城の鎮守社として城内にありましたが、明治維新後は政府の政策などで松平家は
東京へ居を移し、一時荒廃。しかし、それを憂いた中村利蔵が現在の場所に遷座します。
以降は周辺の人々だけでなく遠方からも信仰が厚く、年々鳥居や石灯籠などが奉納され、
現在では千以上の鳥居と120基の石灯籠が参道の中に並んでいます。
上記の説明は、30年くらい前の状態で、今は鳥居や石灯籠を奉納する人は少なく、また奉納された
鳥居も腐敗してなくなっています。自分が小さい頃は素晴らしい鳥居が立ち並び、
自慢の神社でした。そんな自慢の神社が廃れていく姿を見るのはちょっと悲しいですね。

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栗川稲荷の入り口

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途中の鳥居は腐敗して、ほとんどなくなりました。

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本殿近くの鳥居は今も立派です。京都の伏見稲荷を髣髴させます。

白神山地

今週一週間、仕事で世界遺産の白神山地に行ってきました。

以前から行きたいとは思ってましたが、まさか仕事で行けるとはラッキーでした。

山籠りまではしませんでしたが、仕事はハードでした。

白神山地の保存区域内でブナ林の生育状況調査。まず、砂利道の林道を車で1時間、

さらに保全地域の入口までゲートを開けて入り車で30分、そこから登山道を2時間の登山、

それを一週間続けました。

調査地まで行く途中で、眺望のきく場所からは美しい岩木山が望め、登山道はブナ・

ミズナラの林を通っており、林を抜けてくる日差しが心地よく、気持ちいい登山?が

できました。

調査地のブナは巨木が多く、その大きさ、美しさに圧倒されるばかりでした。この森の中には

多くの生き物が暮らしています。調査地への往復で見た動物は、ツキノワグマ、カモシカ、

テン、タヌキ、ウサギ、ニホンザル、クマゲラ、アズマヒキガル、ヤマアカガエル、ヤマカガシ、

トウホクサンショウウオなど。短期間でこれほど多くの動物を見ることはありません。

白神山地がいかに自然豊かで多くの生物を育むだけの懐が深いかが分かります。

今度は調査ではなく、プライベートで白神山地を満喫したいと思います。

今回の調査で宿泊したのは西目屋村にある「白神館」という大きな旅館ですが、とても安くて

施設も温泉もそして接客も最高でした。1泊2食で6,000円、下の写真の料理が味わえます。

温泉のみの利用(350円)もできます。いいですよ~。

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白神山地から岩木山方面を望む。快晴だと中央に岩木富士が見えます。

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ニホンザル、結構近づいても逃げたり、襲ってきたりしません。優しい眼差しでこちらを
見ています。

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トウホクサンショウウオ、上陸したばかりの若い個体。幼生の時は水中で過ごし(えら呼吸)、
成体になると陸上で生活するようになります(肺呼吸)。一生のうちで、水中と陸上の二つの
環境で生活するので両生類に分類されます。

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アズマヒキガエル、ガマガエルとも言われます。これも、もちろん両生類。

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アニメやおとぎ話にでてきそうな、かわいいキノコ。名前は分かりません。

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ブナの巨木です。なんとなくお化けに見えませんか?いや森の守り神かもしれません。

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旅館「白神館」の夕食です。

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旅館「白神館」の温泉施設部分、メルヘンチィックな造りになってます。