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被災地から感謝のハガキが届きました!

被災地といっても東日本大震災の被災地ではなく、新潟県阿賀町からです。

昨年の7月下旬の新潟・福島豪雨によって、阿賀野川が一部氾濫し、川に近い集落において

床上浸水が360棟などの被害がでました。

私は長男と二人で、この阿賀町の災害ボランティアに参加して、「彦惣」さんという蕎麦屋の

泥出しの手伝いをしました。家の周りには厚さ1mほどの粘り気のある泥が堆積していました。

大人10人以上でやっても1日で半分くらいしか排出できませんでした。ボランティア参加は1日

だけでしたが、長男に対しては、文句一つ言わずに一生懸命に過酷な泥出し作業してくれたことに

感謝し、また、親として子供の成長が見れたことはボランティアした以上に収穫がありました。

このハガキを長男と一緒に見て、長男は「ちょっと大変だったけど、少しでも役に立てて良かった」

と言ってました。

こうやって、少しずつでもお手伝いした町が元気になって行く姿を見ること、感じることができ、

ボランティア冥利に尽きるなぁと思いました。

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ちょっと涼しくなるような写真をアップ!

先日、仕事で糸魚川のヒスイ峡に行ってきました。


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ヒスイ峡に隣接して高くそびえ立つ明星山(1,188m)。大迫力の岩壁は日本有数のロック

クライミングのゲレンデとして有名。

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ヒスイ峡(小滝川)、水が透き通っていて水底まできれいに見えます。

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ヒスイ峡(小滝川)、思わず泳ぎたくなります。

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ヒスイ峡(小滝川)、水面が淡いグリーンのヒスイ色に見えてきます。

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一緒に行った学生さんが泳ぎだしました。とても気持ち良かったそうです。

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ヒスイの原石?

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ヒスイ峡近くの高波の池。水面に写った山々が綺麗です。

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高浪の池に生息している伝説の巨大魚・浪太郎のモニュメント、ちょっと嘘くさい!

ちょっとは涼しくなっていただけましたか~

大切な人が…

昨日、親友のお見舞いに行ってきました。数日前に久しぶりに本人から電話が来て、

入院していて暇してるとの事だったので、病気のことを何も知らずに会いに行きました。

久しぶりの再会で会話も弾みました。病名や症状などを聞いても、その知識が無かった

ので、普通の病気と捉えて慰め、互いの愚痴を言い合い、たまには涙しながら語り合い

ました。今週中には退院と聞いて、多少は安心して帰ってきました。

その後、別の打ち合わせで病院の先生と会ったので、その病気(MS)について聞いて、

愕然としました。MS・多発性硬化症、中枢神経系の脱髄疾患で発症すると視力障害、

感覚障害、運動障害、しびれ、疲労、排尿障害、ふるえなどの症状がでて、再発を繰り

返すことが多い。MSの経過は様々で、主治医にも患者さんにも、誰にも予測できない、

現時点では完治しない難病らしいです。



これから親友のために何をしてあげられるのだろうか…

親友「みかりん」から「ロックバンドおかん」ライブの案内が届きました!私も参加します!!

人生という海を航海している君へ。
~こころの世界地図をひろげてみないか~
ロックバンドおかんLIVE

同時手話通訳あり。

今、日本中では、心の病を抱えて自ら生きることをあきらめてしまう人や、
明日への希望を見いだせない人が増えている。

この、ロックバンドおかんは,
「命ある事の素晴らしさ」や「生きていることの幸せ」を感じてほしいという
想いを歌にして届けていくことで、日本中に元気や笑顔を増やしていきたい、
と動いている。

元気になれない、勇気が持てない、自分を肯定できない。
そんな生きにくいと言われているこの世の中でだって
立ち向かえるくらいの勇気や笑顔を。

生きることのメッセンジャーであるおかんから、
明日を迎える希望を受け取って欲しい。


人生は一回きり。
魂は一つだけ。
その命をあなたはどうしてる?
今をどう生きていますか?


【日時】
2012年9月22日(土)
16:00 open
16:30 start

【場所】
SHOW♪国際音楽エンタティメント専門学校 1F
新潟市中央区古町通7番町935 NSGスクエア
(ふるまちモール7 オレンジローソン隣り)
   
【チケット】
(前売)大人 2,500円 小中学生 1,500円 未就学児 無料 
(当日)500円アップ
※当日、ご入場の際に、別途ドリンクチャージ代300円を会場側へお支払いただきます。
ご了承ください。

◆会場内はオールスタンディングのため、座席をご用意していませんが、お身体の不自由な方、
 ご高齢の方等、座席を必要とされる方は、あらかじめ主催者までお知らせください。
◆会場には駐車スペースがございません。お車でお越しの際は近隣のパーキングをご利用下さい。

【チケット予約/問い合わせ】
ロックバンドおかん新潟 実行委員会
Mail:okan.niigata@gmail.com
TEL:090-7005-5195(田中)

ロックバンドおかん ってナニモノ??

来てみて 絶対に損はさせないーー!!

損するどころか、皆さんのこころの中に

すぅーっとはいって、ハートを

ぐぐっと持っていっちゃうお兄ちゃんたちなのですー。

LIVEというよりは…

たくさんの生きるうえでのほんとうに大切なことを投げかけてくれるので、

講演会的な感じでお越しください(笑)。

多分、皆さんが引っかかるところは

(LIVE??そんなとこ行ったことないし…)なところなんじゃないかと思います。

子どもたちでも涙がこぼれちゃうくらいすごいんです。

ご家族でもぜひ(^ ^)いらしてください。

そんな伝説の「ロックバンドおかん」のLIVE おこしやす~**

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ハートがトレードマーク?

昨日も今日も猛暑の中、川で魚採りをしてました。ひたすらアユを捕獲する調査

でしたが、アユは持ち帰って解剖するため、食用にはできず残念でした。

昼休みに、いつものように森の中をキョロキョロしていたら、面白い昆虫を見つけました。

背中にハートマークの模様がある可愛らしい昆虫、でも、よーく見るとカメムシでは

ありませんか!会社に帰って調べたら「エサキモンツノカメムシ」という種類らしいです。

これを見ると、カメムシの臭いイメージが変わりそうです!!

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エサキモンツノカメムシ

ようやく帰省&お墓参り

今週末、ようやく実家のある山形へ帰省してお墓参りしてきました。

私も妻も実家が山形なので、土曜日の午前中にお互いのご先祖様のお墓参りをしました。

私は本厄なので、いつもよりちょっと気持ちを込めてお参りしました(笑)。



午後からは、近くにあるプール(山形市馬見ヶ崎プール・ジャバ)に行きました。

このプールは市民プールですが、競泳するようなコースはほとんどなく、全てレジャー

プール・施設になってます。

屋内には「光のプール」「キッズプール」「ウォータースライダー」「リラックス

プール(温水)」「スリーピングプール」など、屋外は「造波プール」「渓流スライダー」

「ロックプール&ジャグジー」などモリモリ沢山。

子供達はスリリングな「ウォータースライダー」と「造波プール」が気に入って遊んでました。

私は「リラックスプール(温水)」と「ロックプール&ジャグジー」で旅?の疲れをとって

ました。妻は一人で「渓流スライダー」で大はしゃぎ。バンジージャンプも経験しただけ

あって、普通のスライダーでは満足できないようです(笑)。写真も撮りたかったのですが、

ちょっと疑われそうなので遠慮しておきました。施設内にはレストランや出店もあって飲食も

でき、一日中楽しめます。

詳しくはホームページをご覧ください。http://www.yamagata-jaba.jp/



夜は実家で母、姉夫婦、兄夫婦、幼馴染と宴会です。お盆と正月はこのメンバーで飲み明かし

ます。料理は母と兄嫁の手料理とオードブル、お酒は幼馴染が持ってきてくれた「出羽桜 

手作り大吟醸 雪漫々」。

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これは飲み干した空瓶です

美味しい料理に、最高の冷酒、なんとも言えません。いつものようにバカ話し、趣味の話し、

昔話しをして楽しく過ごしました。子供達には花火が用意されていたので、大人も一緒に

なって花火をやりました。

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三男が一番上手に花火を回してました。作品名:サングラス

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長女も負けてません。ファイヤー!!

私はプールの疲れからか、12時頃に子供達とダウン。他は朝方まで飲んでいたらしいです。



今日は山形のお土産を買いに「シベール」という洋菓子屋さんに行きました。シベールは昔、

ほんの小さなパンと洋菓子を売る洋菓子店でしたが、20年ほど前に販売した「ラスク」がヒット

して、山形、宮城、東京、富山などに約30店舗を構えるまでになりました。今でもその「ラスク」

は一番の人気商品で、よく友達にこれをお土産にリクエストされます。

今回行ったのは「シベールファクトリーファーム」、観光スポットになりつつあります。

ここには、「シベールファクトリーメゾン(直売店)」、「シベールズカフェ(レストラン)」、

「洋菓子教室」、「シベールズアリーナ(定期的に演奏会などを実施)」、「遅筆堂文庫

(井上ひさしさん著書や絵本を自由に読める)」「麦工房(ラスク工場を見学できる)」などが

あります。今回は直売所だけでしたが、今度ゆっくりと施設をまわってみようと思います。

ラスクもおいしいですが、ケーキもおいしいです。機会があったらご賞味ください。

詳しくはホームページをご覧ください。http://www.cybele.co.jp/

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シベールファクトリーファーム

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シベールファクトリーファーム

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一番人気の「ラスク」

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ケーキも美味しそうです

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パンのブース

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いろんな種類のパンがあります

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レストラン、落ち着いた雰囲気です

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おまけ、ミンミンゼミです。山形はまだ夏でした!

唯一の夏休み

今年はお盆に仕事で打合せが入ったため、お盆中の休みはなく、今日一日だけ夏休みを

とりました。

子供のリクエストで、私と長男、三男、長女の4人で市内になる新潟県立自然科学館に

行ってきました。

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自然科学館全景、館内にはプラネタリウムもあり、結構な広さです。


もうお盆休みも終わったので、自然科学館もすいているかと思いきや、駐車場はほぼ満車、

入口では長蛇の列、入館するのに30分以上かかりました。ようやく入館して出迎えてくれた

のは、生命球という幻想的なオブジェ、見とれているのは私だけで子供達はそそくさと興味の

あるブースに行ってしまいました。

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生命球、一つ一つ精巧に作られています。


この自然科学館では、「新潟県の移り変わり」、「おもちゃ箱広場」、「ハイビジョン・

立体映像シアター」、「化学の自動実験」、「新エネルギーと地球環境保全」、「生活を豊かに

するロボット」、「天文・宇宙」、「地球」、「新潟県のおいたち」、「新潟県の動植物」、

「恐竜の体と暮らし」「機械の科学」、「バーチャル・リアリティー劇場」、「サイエンス

ラボラトリー」、「楽しい実験室」、「動く不思議な部屋」など、とにかく様々な展示があり、

一日いても見きれないくらいのボリュームのある博物館です。

その中で子供たちが興味を持ったのはロボットで、アイボ(犬型ロボット)に指令を出して

任務を遂行するというもの。結局、的確に指令を出せなかったためゴールまでは辿りつけ

ませんでしたが、ロボットを動かせただけでも満足したようでした。

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ちょっと古い気がしますが、子供にとっては新鮮で興味津津でした。


次は小さなロボットを組み立てて実際に動かしてみるというもの。三男と長女が協力して

作り上げ、最後はそのロボットで的当てをしました。やっぱり、自分で作って遊ぶという

ことが達成感もあっていいのかもしれません。

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自分で作ったロボットで的当てゲームをしてます


その後、長男と三男は特別展の「 謎解きアドベンチャー『失われた紋章』」に行き、私と

長女は「恐竜展」を見たり、中庭の機関車、ロケット、お城、ヘリコプター等を見て楽しみ

ました。この博物館にいたのはほんの3時間程度でしたが、1回では全部を見ることはでき

ないので、また、みんなで見に来たいと思います。


~~~~~~~~~~~~新潟県立自然科学館のご案内~~~~~~~~~~~~

所在地:新潟市中央区女池南3丁目1番1号

新潟バイパス(8号線)桜木インターから約3分、女池インターから約5分
高速道路新潟中央インターから約6分
駐車場250台完備

いろいろなイベントをやっているようです。詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.sciencemuseum.jp/niigata/index.php


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ナウマンゾウのレプリカ

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機関車、自分も子供のころにこんな機関車で遊んだものです。

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太陽の城、太陽光発電をしている施設らしいです。中はそんなに見るところなかったです。

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長女はヘリコプターに初めて乗って大興奮。

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ロケット、結構デカイです。


帰ろうと思って駐車場に来てみると事件が発生しました。なんと、車のフロントが傷だらけに

なってました。どうやら当て逃げされたようです。駐車場の係り員に言ってもダメで(当たり前

ですが)、ちょっとショックを受けて帰ってきました。ちょっと後味が悪い夏休みでした~。

トホホ…

観察会でウナギ!!

昨日、信濃川の河川公園内にあるビオトープで観察会がありました。この河川公園には水生植物、

魚類、水生昆虫などが生息できるように2つの池(ビオトープ)が創出され、適切な管理により

比較的良好に維持されています。そこの池および周辺で自然観察会が開催され、私は一応、講師

として参加させていただきました。

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ちょっとヒシが多すぎですが、これから除草するそうです。除草しないと、池一面、ヒシに
覆われて、池の中が無酸素状態になり、魚類や水生昆虫が死んでしまいます。


観察会の内容は、池周辺にいる昆虫(トンボ中心)採集・観察、池の中にいる魚類の採集・

観察です。まず初めにトンボの採集を行いました。トンボと言っても、様々な種類がいます。

ここに生息しているのは、イトトンボ科の仲間(オオイトトンボ、クロイトトンボ、キイトトンボ、

セスジイトトンボ、アジアイトトンボ)、ヤンマ科の仲間(ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ)、

トンボ科の仲間(ショウジョウトンボ、シカラトンボ、コフキトンボ、チョウトンボ)、

カワトンボ科の仲間(ハグロトンボ)など。イトトンボは小さくて動きがゆっくりなので、参加

してくれた子供達も捕まえることができました。一方、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ

などは動きが早くて子供も大人も捕まえることができませんでした。捕まえたトンボは実際に

手に取ってもらい、特徴を見ながらじっくり観察しました。次は待ちに待った魚捕り。池には

前日から小型定置網を2個仕掛けてあり、また観察会の前に、参加者でカゴ網を仕掛けておいた

ので、早速その仕掛けをあげてみました。カゴ網には、モツゴ、タモロコ、タイリクバラタナゴ、

ヌマチチブ、オイカワ、メダカ、ギンブナ(幼魚)、ニゴイ(幼魚)など小型の魚がたくさん

捕れました。そして定置網をあげた瞬間、なにか大きな魚がうごめいています。よう~く見ると、

なんと「ウナギ」でした!!

sウナギ
ウナギ!!食べたかった~


それには子供も大人も大興奮。私も興奮してました。普段、魚類調査をやっていても数年に

1回くらいしか捕れません。そういう意味では数もかなり少ない魚です。

捕れた魚は大きなプールに入れて、金魚すくい状態で観察しました。観察といっても、子供達が

気に入った魚を捕まえて、「これなに?」って聞かれたことに対して説明するくらいでした。

ウナギは子供達みんなに触ってもらい(ウナギには迷惑ですが)、ぬめりを感じてもらいました。

このぬめりがすごくて、子供も大人もしっかり掴んで持ち上げた人はいませんでした。大人は

みんな「このウナギ食べたいね~」と私も含めて言ってましたが、数も少ないので、名残惜し

くも、他の魚と一緒に池に帰しました。参加してくれた子供達はトンボや魚を見て目を輝かせて

いました。最近の自然観察・学習などがあっても、手に触れる機会がないように思います。

今回のように、ウナギさんにはちょっとかわいそうなことをしましたが、実際に触ってみて、

感じることが環境学習、将来の自然保護などにつながっていくような気がします。

s観察会
観察会の様子

s魚すくい
金魚すくい状態

sニゴイ
ニゴイ(コイ科) コイに似ているからニゴイです。

sタイリクバラタナゴ♂
タイリクバラタナゴ(コイ科) 中国原産の外来種、オスは繁殖期になると体の一部が
バラ色に染まります。

sオイカワ
オイカワ(コイ科) もともと西日本に魚類、新潟にはアユの放流とともに川に放たれた
国内移入種です。

sギンブナ
ギンブナ(コイ科) もっともポピュラーなフナ。この他に新潟にはゲンゴロウブナ、
キンブナなどが生息してます。ヘラブナとはゲンゴロウブナのことです。

sモツゴ
モツゴ(コイ科) 口が上向きで小さいことから、クチボソとも言われてます。

sヌマチチブ
ヌマチチブ(ハゼ科) ハゼの仲間は腹ビレが吸盤状に発達しているのが特徴です。

sスジエビ
スジエビ(テナガエビ科) 比較的大きくなる淡水のエビ、食用にもなります。

えーエイ??

昨日も魚の調査があったのですが、またまた、珍しい?魚が見られたので紹介します。

川の調査なのに、網にエイがかかりました。この魚は「アカエイ」というエイの仲間で、

浅い海の砂泥底に生息し、分布域では目にする機会が多い魚。河口などの汽水域に侵入

することもあるそうです。最近は雨が少なく、河川水の水量も少ないことから、河川まで

海水が浸入(塩水楔)してきて、その塩水にのって海水魚も入ってきているようです。

アカエイは刺身、湯引き、煮付け、煮凝りなどで食用になり、エイの中で最も美味

だそうです。ネットを調べたら、アカエイが食用として通販で売ってました。

このエイは大きさを計って写真撮影後に川に帰しました。上から見ると、軍用機のステルス

のように格好よく、一方、下から見ると、ちょっと情けない顔をしていて愛嬌があって

いいですね。

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アカエイ:上面から見ると、忍者のようですね。尾の中央背面にトゲがあり、むやみに
触ると、このトゲで刺されます。毒があるので要注意です。

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アカエイ:下面からみると、なんとも情けない顔をしていること。ウルトラマンの怪獣で
こんな顔しているのがいたような…

チョウのような魚?

昨日は一年で一番嫌な日でした。何故かというと、過酷な試験の日だったのです。

その試験は、「技術士二次試験(国家資格)」で、全て記述式の問題で、一日中、文字を

書き続けなければなりません。それを毎年受験してます。まっ、とりあえず終わったので、

あとは結果待ちです。


今日は海に近い川で魚の調査をやってきました。私は投網担当で、ひたすら投網を打って

いたら、変な魚がかかりました。その魚を水槽で泳がせた見たら、羽根のようなヒレを

持っていて、チョウと魚が合体したような生き物。私は思わず、「ジュディオングみたい

だね」って言ったら、隣の人が「新潟なんだから、小林幸子だろ~」って言ってました。

どっちも古くて年がばれそうですが(笑)。

問題の魚ですが、何と「トビウオ」でした。

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正確にはトビウオの仲間で、まだ種まで同定(判別)できてません。これから詳しく調べて

みます。それにしても、トビウオを投網で採れるとは思いませんでした。それも川で…。

明日も調査があるのですが、何が採れるか今から楽しみです!!

昆虫少年に戻って!!

一昨日のこと、湖のほとりの林で昼ご飯を食べ、何気に木を見ていたら、

何やら黒い物体が動いていました。ちょっと近づいて見てみると、それは何と昆虫の王様

カブトムシではありませんか!!ちょっと高い場所だったので、残念ながら捕まえることは

できませんでした。でも、周りの木にいるかもしれないと思い、周辺の林を探索してみました。

すると、いるわいるわ、そこはカブトムシ天国でした。見つけたカブトムシは全部で12匹、

それにノコギリクワガタ(♂)1匹、コクワガタ(♂)1匹までも。一人で童心にかえり、大興奮

してました。自分が子供の頃(小学生)は、日曜日になると朝4時に起きて、近くの山に出かけ

ては、カブトムシ、クワガタムシを採ったものです。自分はカブトよりもクワガタが大好きで、

ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタが特にお気に入りでした。いやー懐かしいな~。

今回捕まえたカブトムシ、クワガタムシの中から、カブトムシ1ペアを家に持ち帰り、子供達に

育ててもらうことにしました。家に戻って、早速カブトムシを子供達に見せたら、みんな大興奮。

妻にカブトムシ天国の話しをしたら、あなたが捕まえるのではなく、子供達に捕まえさせたい!

と言われました。ごもっともです!!今度は子供達を連れて昆虫採集に出かけたいと思います。

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オニグルミの木の幹にカブトムシがとまっているではありませんか~

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ヤナギの木でカブトムシのペアが仲良く樹液を吸ってました

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こちらはノコギリクワガタ

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ちょっと地味なコクワガタ

湖のギャング

この生き物、何だか分かりますか?

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魚なんですよ~。ちょっとシーラカンスっぽい。

この魚の名前は「カムルチー(ライギョ:雷魚)」です。

カムルチーは東アジア(中国、朝鮮半島)原産の魚で、1923年に朝鮮半島から導入されて定着。

琉球列島を除く全国各地に分布。池、湖沼、川の流れが緩い中下流域など、水草が多い止水域に

生息しています。空気呼吸(普通の魚は鰓呼吸)ができるため、溶存酸素量が少ない劣悪な

水環境でも生存できます。食性は肉食性で、昆虫類、甲殻類、小魚、カエルなど水生動物ほか

ときには水鳥の雛やネズミなどの小動物など幅広く捕食します。バス釣りと同様に、ルアー釣り

対象魚。食用にできる魚ですが、有棘顎口虫という寄生虫の中間宿主なので、刺身等で生食する

と顎口虫症の危険があります。

昨日、湖で魚の調査があり、そこで捕獲したものです。全長は70cmを超えてました!!今、会社の

前で飼育中。もう少し大きくして食べてみようと思います。


~補足~

カムルチーは外来種であり、また大型肉食魚なので淡水域の動物相(魚類・カエル類・無脊椎動物)

に影響を与えるとされ、日本をはじめとした移入先各地では駆除も進められています。日本では

外来生物法によって要注意外来生物に指定されているほか、北海道、群馬県、愛知県、滋賀県、

山口県、長崎県では漁業調整規則にもとづき移植禁止の措置がとられています(Wikipedia)。

要するに在来種のために駆除されるべき魚ということです。

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カムルチー(スズキ目・タイワンドジョウ科):学名:Channa argus