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南アルプスに行ってきました!

今週の月曜日から木曜日までの4日間、仕事で南アルプスに行ってきました。

登った山は、馬の背と北岳(中腹まで)です。馬の背(2,736m)の登頂の様子を

写真で紹介します。

まずは登り口の大平山荘、ここで1960mあります。
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しばらくはシラビソ?の林の中を歩いていきます。
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緩やかな上り坂を一時間ほど歩くと視界が開け、目の前には雪渓が現れました。
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この時期に雪渓があるとは予想しておらず、アイゼン(靴底に装着する金属の爪)の用意はなく、

足を取られながらも気合いで雪渓を登りました。

雪渓を登ること1時間、馬の背ヒュッテが見えてきました。ここまでくれば、馬の背はもうすぐ。
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山開き前とあって、人気は全くなく、登山客とも一人も会えず、ちょっと寂しかったです。

馬の背ヒュッテから20分登ると、なだらかな頂上・馬の背に辿り着きました。馬の背付近は、

森林限界に近いせいか高木はなく、一面低木のハイマツで覆われていました。
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ここからは、仙丈ヶ岳・小仙丈ヶ岳が霧の合間から望むことができました。
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今回は動物調査で山登りをすることになりましたが、調査より初夏の山登りを楽しむことができ、

満喫することができました。ただ、登りはなんとか頑張れたのですが、下りは日ごろの運動不足の

せいか、膝に負担がきて、下り終わった時には膝が笑ってガクガクしてました。

今シーズンはあと3回、ここに登る予定なので、帰ったら鍛えなおしたいと思います。


おまけ

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広河原から北岳(3,193m)を望む

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林道より仙丈ヶ岳(3,033m)を望む

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コイワカガミ

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ヒガラ

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ルリビタキ

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クジャクチョウ

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テングチョウ

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カモシカ
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「親ってなあに?」 セミナーに参加しました!

先週の土曜日に子育てセミナー(講師:Dr.フキコさん、主催:Happy Balance)に

参加してきました。

このセミナーは講師のDr.フキコさんの講演と途中に全員参加のワークを挟んだ形式に

なりました。

最初は二人一組になっての共通点探し。互いの共通点を見つける作業、会話をする時の

基本で、共通点をいかに見つけるかで会話の盛り上がり、親密度に違いが出てきます。

具体的(ピンポイント)になればなるほど互いの興味・関心が重なる可能性が低くなる

ため、ピンポイントだと思う時には少し抽象化していくことで範囲を広げて共通点を

見つけやすくすることが大事ということを学びました。これは子供の会話にも使えますね。

続いて自分基準の大切さについて。全ての事柄を受け止めるのは難しいこと。悩みが多く

なるだけ。自分の脳で不必要だと思うものはスルーさせることが大事。そのフルイを確立

させて、悩みを少なくすることで、解決が速くなる。結果、自分が楽になる。

最後は人を気持ちよくさせる(褒める)。自分が言われて嬉しい事を書き出し、それを周りの

人が見て読み上げる(褒め称える)。みんな恥ずかしがってましたが、当たり前ですが、

とても気分がよくなりました。これを子供や好きになってほしい人に使うと効果覿面だそうです。

できるだけ、相手に言われて嬉しい言葉を聞き出し、それを週に1~2回さりげなく言うだけ。

フキコさんもこれで旦那さんをゲットしたとか?これを誰にでも使ってしまうと自分に対する

ストーカーが増えるので使い方を間違えないようにと釘を刺されました。

今回、初めて子育てセミナーに参加しましたが、ベタな講座ではなく、参加型のセミナーで楽しく、

いろんな事に応用できそうな感じで良かったです。早速、「嬉しい言葉」を大切な人に試してみようと

思います。


長男から細やかなプレゼント

昨日、長男からちょっと遅い父の日のプレゼントをもらいました。

先週末に何がいいか聞かれていて、ビールがいいと返事してたところ、もらったのは

「缶コーヒー」でした。

長男いわく、「ビールだと車で飲めないので、車で飲める飲み物にしました。」とのこと。

私としては、コーヒーも大好きなので嬉しかったです。もらってすぐに、彼にはありがとうと

感謝の気持ちを伝え、彼も照れながらも嬉しそうにうなずいていました。

そして、今朝、通勤の途中でコーヒーをいただき、長男に御礼のメールを送りました。

私:「ちゃんとバスに乗れたかな?コーヒー美味しくいただきました。僕の一番好きなコーヒー
   
   でした。ありがとう。それではテスト頑張って。」

すると、すぐに長男からメールが来ました。

長男:「父の日遅くなってごめんなさい。嬉しいです。」

今回は、長男が自分の小遣いを使って、初めて買ってくれたプレゼント。小さなコーヒーの中に

彼の温かい気持ちがこもった特別なものでした。普段はお互い感謝の気持ちをうまく伝えられずに

いますが、携帯のメールを通して、素直に気持ちを伝えられたように思います。携帯を使うことで、

家族の誰からも邪魔されずに気持ちを伝えることができ、互いが特別な存在であることを再認識

できたのではないかと思いました。普段のコミュニケーションが基本ですが、こういう会話の

仕方も時にはありかなと思います。

たわいもないメールで私のいいように解釈しすぎですが(笑)、素直に嬉しかったです。

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幸多君がフットサル教室に参加してくれました!!

先週末に、幸多君が茨城から新潟まで来て、フットサル教室に参加してくれました。

3月27日のブログで紹介しましたが、幸多君は茨城県在住の10歳。彼は以前、バリバリの

サッカー少年でした。それが、自宅のお風呂で溺れる事故にあい、命は助かったのですが、

肢体に障害が残ってしまいました。特に足の障害が重く、サッカーはもちろんのこと、

昔のようにはスポーツができなくなりました。


そんな彼と縁あって出会い、一緒にサッカーをやろうと約束していました。

私の所属するサッカーチームPalrabox(障がい者と健常者が一緒にプレーするチーム)は、

月に一度、障がい児を対象に、フットサル教室のサポートをしてます。そこでは、障がいの

種類を問わず、誰でも楽しめる教室になってます。

幸多君はこの教室に来ることを切望していました。我々の方もすごく楽しみにしていました。

教室での彼の様子を写真で紹介します。


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参加者は障がいの種類は様々で、年齢層も幅が広く、下は小学校低学年から上は高校生まで。
基礎練習はみんな同じメニューをこなし、ゲームでは年齢や障がいによって分けて行います。


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幸多君のボールを使った準備体操の様子。


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ウチのメンバーとパス練習をしました。


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二人一組になってドリブル・パス・シュート。


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ゲームでの一コマ。ナイスシュート!!残念ながら、キーパーに惜しくも防がれてしまいました。
ゴールは次回のお楽しみですね。


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弟の恵多君も参戦、兄のゴールを演出しようと頑張りました。


2時間という短い時間でしたが、幸多君はおもいっきりサッカーを楽しんでいました。

また、お母さんからは「茨城からだと遠いように思いますが、茨城ではやる場所がないので、

ここで幸多が楽しめるのであれば距離は関係ない。また、来て楽しみたい。」とのお言葉を

頂きました。そう言っていただき、これまで自分達がやってきたことは間違いじゃなかったと

確信でき、これからも更に障がい児、障がい者スポーツを一人でも多くの人が楽しめるように

力を注いでいきたいと思いました。


次の日は、我がチームPalraboxのサッカーの試合があり、家族全員で応援してくれました。

なんと、手作りの横断幕を持参しての応援、どこのチームよりも熱い応援でした。結果は、

1勝1敗で予選リーグ敗退となりましたが、内容の濃い試合ができたように思います。

最後はみんなで記念撮影。幸多ファミリー、また新潟でサッカーやりましょう。ありがとう

ございました!!

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雨のぱらつく中での応援ありがとうございました。

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来年は絶対に予選突破だ~!!

古市佳央さんのセミナーが新潟で開催されます!!

新潟ワンデイセミナー  「どっぷり古市佳央」 開催!

古市さんの新たなチャレンジ、新潟でのワンデイセミナーの開催が決まりました。

新潟駅のすぐ近く、新潟市万代市民会館の和室で限定16名で行います。

タイトルは「どっぷり古市佳央」

内容は細かくは公開しないですが、ワークや講演を含めた形になりますのでお楽しみに!


~~~~~~~~~~~~~~古市佳央さんのプロフィール~~~~~~~~~~~~~~

やんちゃな少年だった高校一年生の春、バイク事故で重度熱傷41%という生死をさまよう大火傷

を負うが、奇跡的に命をとりとめる。自らの変わり果てた姿に絶望し、真剣に自殺を考えるが、

その後3年間に渡る治療を通じて、さまざまな入院患者とのふれ合いを経験し、再び生きる希望を

取り戻す。現在は車の廃棄業の経営に従事しながら、障がい者と健常者の垣根をなくし、生活の

質の向上を目指す「オープンハートの会」の運営や自己の体験を通じて得た命の大切さや出逢い

のすばらしさ、当たり前に感謝する心を伝えるため、全国各地で公演活動を行っている。

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参加するとどうなるのか?

・参加してくれた方同士がかけがえのない仲間になります

・幸せってなんだろう?自分の生きている意味は?その答えを実感することになるでしょう。

・古市さんのように強くなるにはどうすれば良いのですか?

・どういう考え方をして苦難を乗り切ったのでうか?

その答えはこのセミナー後にわかります。

是非、皆さんの参加をお待ちしています。

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6月24日(日) 新潟ワンデイセミナー  「どっぷり古市佳央」 開催!

12時開場 13時開始 19時終了

会場:新潟市万代市民会館 405和室

新潟市中央区東万代町9-1

参加費10,000円(限定16名)


お問合せや申込みは 

井関徹也( 090-3401-7215 )(080-3008-7619)

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もちろん、私も参加します!!目先の事象にとらわれず、その向こう側にある真実を見抜く力を

つけるヒントが見つけられるかもしれません。

長男、行方不明!?

私の長男は、今年の4月から特別高等支援学校(旧養護学校)に通ってます。

高等学校へはバスと電車を乗り継いで通学してますが、早起きが苦手な長男は、

時間と格闘の日々を送っています。遅れそうになると、妻がバス停や駅まで送るので、

最近は長男がそれにあまえている感じがありました。


昨日の出来事ですが、いつものように遅れそうになったものの、妻は頑として送らない

と決めていたようで、予想通り、長男はバスに乗り遅れてしまいました。学校が始まる

9時になって、学校の先生から長男が登校していないと電話があり、そこから大騒ぎに。

妻は駅周辺、学校の先生方は学校周辺、私は家の周辺を捜索しました。昼を過ぎても

長男は見つからず、ちょっと心配になりました。ようやく見つかったのは14:30、学校の

先生が駅のホームにいた長男を見つけてくれました。

本人いわく、バスに乗り遅れて、次のバスに乗って駅まで来たが、いつも乗っている電車が

分からず(とっくに行ってしまった)、また、別の電車も分からず、呆然と駅のホームに

座り込んでいたそうです。

とりあえず、事件・事故になることなく、肩をなでおろしました。

こうして思うのは、いつも私の常識で考えていて、長男がバスや電車に乗り遅れて学校に遅れ

そうになれば、彼が携帯で学校や自宅に電話するだろうとか、近くの人に聞いて何とかする

だろう、などと私のいいように考えてました。確かに、彼はバスや電車の時刻表、学校や自宅の

連絡先など、必要なものは全て持ってます。しかし、その使うべき時、使い方を教えていません

でした。昨日から少しずつ、使い方を一緒に考えています。彼が何かあった時のために、一目で

わかる表を作ろうと思ってます。

こういった経験が彼の将来に役立つことを祈って一緒にがんばります。



やっぱり現場はいいなぁ~

今日は仕事でアユの放流の手伝いをしてきました。

アユは12cmくらいに育てたものです。これから川の付着藻類(藍藻や珪藻)を食べて、

1か月後の解禁には倍くらいまで成長します。解禁が待ち遠しいですね。


アユを放流したところは、ちょっと山手だったので、昼休みに野鳥観察をしました。


そうしたところ、なんと猛禽類2種(ハヤブサとサシバ)が現れました。


ハヤブサは断崖絶壁の枯れ木に止まっていました。ハヤブサは留鳥(一年中同じ場所に生息し、

季節移動しない鳥)で、断崖絶壁に巣を作ります。主に小鳥などを捕まえて餌とします。

ハンティングのために崖の上から急降下するスピードは200km/時を超すとも言われています。

何度かハンティングを見たことがありますが、スピード感があって格好いいですね。


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ハヤブサ(タカ目ハヤブサ科) 国内希少野生動植物種(種の保存法)
絶滅危惧Ⅱ類(環境省レッドリスト)、準絶滅危惧(新潟県レッドデータブック)


サシバは飛翔している姿を確認しました。サシバは夏鳥(繁殖のために日本より南の国から

渡ってきて、夏を日本で過ごし、繁殖期が終わると再び越冬のために南の国に渡って行く鳥)で、

低山帯の開けた林・特に杉林に巣を作ります。主にヘビやカエルなどを餌とします。鳴き声に

特徴があり、よく「ピックイー、ピックイー」と鳴きながら飛んでいます。


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サシバ(タカ目タカ科) 絶滅危惧Ⅱ類(環境省レッドリスト)


最近はディスクワークが多かったので、久しぶりに野外に出て自然を感じることができました。

今日は鳥が遠かったのもありますが(言い訳)、ちょっとピンボケ気味で写真がイマイチでした。

もう少しカメラの腕を磨かないとダメですね~。

「きれい」でも許されない!!

写真にうつっている「黄色い花」を知っていますか?

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ほとんどの人は見たことがあるけど、名前は知らないのではないでしょうか?

花びらはコスモスに似ていて、黄色が鮮やかで、きれいですね。

これは「オオキンケイギク」というキク科の植物で、北米原産の外来生物です。

繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、道路の法面緑化などに利用され、そこから広まった

ようです。2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出・輸出入

などが原則禁止されました。特定外来生物と言われても聞きなれないかもしれませんが、要は

海外起源の外来種であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は

及ぼすおそれがあるもの、日本にもともと生息するの生物の脅威になるものです。身近なもので

言うと、オオクチバス、コクチバス、ウシガエルなどが特定外来生物に該当します。これらの

生物を上記のように栽培・譲渡・販売などをした場合、法律違反になり、個人では懲役3年以下

もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金になります。知らなかったでは

済まされません。きれいだからと言って、自宅の庭に種をまいたり、種や根をつけた状態で運ぶと

罰せられます(切花の状態での運搬は可)。十分、ご注意ください。


おまけ
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北米原産のテンニンギクです。もともとは園芸用に庭先で栽培されたものが、種がこぼれて、
道端や駐車場に咲いています。このような花たち(園芸種・外来種)が野に放たれることによって、
在来の植物が徐々に少なくなってしまいます。

ホオジロがさえずってました

昨日、外で仕事をしていたら、目の前に小鳥が止まりました。

その鳥は「ホオジロ」でした。

街中にはいませんが、ちょっと山手や河川沿いに行くと見ることができます。

「ホオジロ」その名前のとおり、ホホが白いことが特徴です。

大きさはスズメより若干大きいくらいです。ご存知かと思いますが、この鳥は

「一筆啓上仕り候(イッピツケイジョウツカマツリソウロウ)」と囀(さえず)ります。

また、他の小鳥と違い、目立ちたがり屋なので、木のテッペンや枝、棒の先など、高い所で

囀っているので、見つけやすい小鳥です。山手に行ったら是非、探してみてください。

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ホオジロ(スズメ目ホオジロ科)

三男君、めざせ研究者!?

最近、三男が面白い番組を見ています。

NHK教育テレビ2355の「顕微鏡で覗く世界」、23時55分から0時までの、たった5分間の番組。

さすがに夜遅いので、録画をして見ています。先日の内容は「ボルボックス」、その前は

「ミカヅキモ」。内容も分かりやすく、とても興味を持ったようで、「顕微鏡で見てみたい!」

と言うので実際に見てみることに。

私の会社にある顕微鏡で、会社のビオトープ(池)にいるプランクトンを見てみました。

まずは、三男と長女が池で1リットルの水をくみました。


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会社の前にあるビオトープ(池)。ここにメダカやザリガニなどがいます。

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池の水1リットル採水しました。

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水はこんな感じです。


それを会社に持ち帰って、生のまま、観察。数が少なく、探すのが大変だったので、遠心分離

(遠心力でプランクトンを集めます)で、集めて再度、観察。すると、いろんな動物プランクトン、

植物プランクトンがいました。

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最初は兄弟仲良く観察しました。

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ミドリムシの仲間・Euglena

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ワムシの仲間?

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ミドリムシの仲間・Phacus

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ボルボックスに近い仲間・Eudorina


動物プランクトンはワムシの仲間が多く、それにミジンコの仲間などが見られました。

(私はあまり動物プランクトンがわかりません)。植物プランクトンでは、ホシガタケイソウ、

フナガタケイソウ、ミドリムシ、ユードリナなどが見られました。

ほんの2時間の観察でしたが、本人は研究者になったつもりで頑張ってました。観察中、ずっと、

「楽しい」「楽しい」を連発して、こっちも見せたかいがありました。勉強だけではなく、

興味あるものは、できるだけ体験させて、様々な能力を伸ばせてあげられたらと思います。

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三男は天然???

今日、うちの三男がやってくれました


以前にも、ありますが…小学校1年生の時にちょっと遅刻気味で通学路を一人でとぼとぼ歩いて

いたら、パトカーが彼に横付け。お巡りさんが病弱な子供だと思い込み、学校までパトカーで

送ってくれたそうです(全然、病弱じゃありません)。それを、別の父兄が見ていて、パトカーに

連行される三男を見てびっくりしたそうです。学校でもその話が広がり、時の人になってました。

親としては、ちょっと恥ずかしかったです。


今日の出来事。見ていなかったので想像です。三男君、何を思ったか、いつもより早起きしました。

まだ、6時20分だというのに急いで着替え、ごはんも食べずにランドセルを背負って学校へ向かい

ました。もうお分かりかと思いますが、彼は1時間ほど間違えて、学校に行ってしまったのです。

ドアの開く音を聞いた妻が布団から出て、三男がいないことに気づき、近所を探し、通学路を

歩いている彼を見つけたそうです。もう、笑うしかありません。私は早朝からサイクリングをして

いて何も分かりませんでした。彼は大物になるかもしれません。乞うご期待!!



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去年の福島県奥会津での川遊びより

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去年の福島県奥会津での川遊びより

震災がれき受け入れのために

先月、東日本大震災の被災地・女川(おながわ)へ支援活動の手伝いに行ってきました。

私は時折被災地に足を運び、現状を見させてもらってますが、ここ女川で感じたのは、

震災から1年以上が過ぎているのに他地域と比べ復興が進んでいない事(お坊さんから

お話がありました)。道路一つとっても片側交互通行の場所が何か所もあったり、町や

道沿いに瓦礫が山積していたり。全国自治体で被災地のごみ処理について協議されてますが、

それも積極的に受け入れようとする所は少なく、復興の足かせになっているように感じて

いました(支援の様子は5月13日のブログをご覧ください)。

そうしたところ、ようやく、新潟県内でも震災がれきの受け入れ準備(住民理解を得るための行動)

が始まりそうです。新潟日報にその内容が記載されてましたので、一部紹介します。


~~~~~~~~~~~~~~~~~新潟日報より~~~~~~~~~~~~~~~~~

震災がれきの受け入れ準備について、新潟市の篠田昭市長は4日の会見で「(焼却場、処分場

周辺の)地域の希望を聞き、実際に現地を見てもらうことも考えたい」と述べ、搬入先の候補の

岩手県大槌町を市民が視察する機会を検討する考えを明らかにした。また、三条市は4日、

2012年度の一般会計補正予算案に、大槌町視察を希望する市民の宿泊費として30人分

52万円を計上すると発表。新発田市の二階堂市長もこれまでに焼却場や処分場周辺の住民から

要望があれば現地視察を行う考えを示している。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

百聞は一見にしかず。受け入れする地域住民の方々にも理解をしてもらうために、実際に現地に

行って、その現状・惨状を見ていただきたい。受け入れを即決するほどの衝撃があると思います。

早期対応を望むばかりです(もちろん安全性も考慮してのことですが)。同じ日本の中で起こった

災害、どこにでも起こりうる問題、自分の所だけ良ければいいという考えはやめて、みんなで

知恵を絞り、協力し合って解決していきたい。

家族で野球観戦に行ってきました

昨日は、新潟のハードオフ エコスタジアムに野球を観戦に行ってきました。

このスタジアムは、新潟で初めてプロ野球の公式戦ができる球場として、2009年に完成

しました。球場の名称については、新潟出身で「ドカベン」の作者の水島新司さんと設置者の

新潟県でもめたようですが、結局は命名権(運営費確保)が優先され企業名がスタジアムの

名前についた経緯があります。個人的には「ドカベン」の方がインパクトあって良かったと

思いますが。

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ハードオフ エコスタジアム

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最上段からの眺め

試合はBCリーグの新潟アルビレックスBC対福井ミラクルエレファンツ。試合には私と妻、

長男、三男、長女、そして長男のガールフレンドの6人で行きました。

試合は初回、新潟アルビレックスBCが2点を先制し、その後は一進一退の攻防が続きました。

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初回、新潟が2点を先制


ラッキーセブン(7回)に近づくにつれて会場が盛り上がってきます。途中、新潟の球団の

催し物で、マスコットとMCが出てきて、YMCAの曲に合わせて一番上手に踊った人に1万円分の

商品券を進呈するとか、ちびっこのチアガールが踊ったりと、ちょっとプロ野球とはレベルも

ファンも違うかもしれませんが、地域に根差したスポーツを目指そうとしている姿勢が感じられ

ました。

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みんなでYMCAを踊ってます。うちの娘もノリノリでした。


そして7回、先攻は福井なのでこの攻撃がおわれば、アルビのラッキーセブンがやってきます。

ところが、ここで悪夢が…。なんと福井に5点を奪われ、逆転されてしまいました。2-5に

なった新潟にラッキーセブンの威力はなく、試合はそのまま2-5で敗れてしまいました。

私としては、2-0で9回を迎え、監督兼投手の高津(元ヤクルト)が出てきて完璧に抑えて

ゲームセットというシナリオだったのに、残念でした。でも、家族みんな、楽しめたので

よかったです。このスタジアムには家から自転車でいけるので、また遊びに・応援に行きたい

と思います。

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悪夢の7回、一挙に5点を奪われてしまいました。

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7回の攻撃の時にみんなで風船を飛ばします。気持はとどきませんでしたが、この風船は観客が
150円(2つ)で購入して、そのお金は東日本大震災の震災復興へ寄付されるそうです。


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打てー!

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うちのチビッ子も最後まで応援しました。


新聞のコラムを紹介

先週の土曜日に、長男が通う高等特別支援学校で運動会がありました。

私はPTAの広報部に所属しているので、みんなの写真を頑張って撮影してました。

グラウンドが小さいこともあるのですが、競技している生徒と応援している家族の距離が

近くて、頑張っている姿を身近に感じられ、すごく臨場感がありました。

ここの校長先生は、この学校ができた20年前に勤めていてその後、別の学校に勤めていた

のが、今年、校長先生になって凱旋しました。この校長先生、すごく温かみのある方で、

言葉の端端から、生徒のことを一番に考えてくれていることが、すごく感じられます。

それを運動会でも見ることができました。その様子を生徒の親御さんが新聞に投稿されて

いたので、その記事を紹介します。


~~~~~~~~~~~~~~新潟日報の投稿欄より~~~~~~~~~~~~~~

                支援学校入学 孫生き生き

「おはようございます。おじいさん調子はどうですかぁ。元気そうですね!」と大きな声で

外孫が顔を出す。「今日はいよいよおれたちの体育祭です。待っているからね」と念を押し、

足取り軽く学校に向かった。

夫はパーキンソン病の診断を受けている。しかし、軽度なため老化と区別がつきにくく、

孫には祖父の病は理解しにくいようだ。

外孫がこの春入学した学校は高等特別支援学校である。競争世界では、彼の出番は少ないが、

この学校に入り、すぐさま居場所をつくった。生き生きし始めた。「俺から声を掛けて友達を

つくったよ」と早々に友人自慢が始まった。ああ、これでよかったのだ。

朝から晴れやかな運動会日和で、開会式には大勢の保護者家族と卒業生、ご来賓の方々が

お集まりだ。

S校長先生のあいさつは簡潔にしてぬくもりが伝わる。これで終わりか、と思いきや、

赤いTシャツ姿で、赤組に体を向け応援エールを始めるではないか。続いて1枚Tシャツを脱ぐ。

今度は黄色。3枚目は青だ。胸が熱くなる。やんやの拍手!

オレンジ色の帽子の若者が15人ほどキビキビ走り走り回っていた。医療福祉大学の学生

ボランティアとのこと。ん十年ぶりに私も飛び入り参加、共にはじけた幸せな一日だった。

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いい学校、いい校長先生にめぐり逢いました