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素敵な出会いがありました

昨日、素敵な出会いがありました。

茨城県在住の幸多君10歳。彼はサッカー少年だったのですが、自宅のお風呂で溺れ、

命は助かったのですが、肢体に障害が残ってしまいました。特に足の障害が重く、

サッカーはもちろんのこと、昔のようにはスポーツができなくなりました。その後、

サッカーはできなくなりましたが、障がい者スキーと出会い、専門のスタッフとともに

楽しんでいます。このことはNKHで特集され、全国放送で流れました。私の所属する

サッカーチームPalrabox代表のケイがこの番組を見て、この子と会いたいと強く願い、

それが縁あって叶い、そこに私も同行させていただきました。

ケイは幸多君に、大好きだったサッカーを諦めてほしくない。障害があってもサッカーが

できることを伝えたい、そういう思いで会いに行きました。

幸多君とはスキー場で待ち合わせ、そこには幸多くんの両親、兄弟3人、スキースタッフ

(障がい者スキーのインストラクター稲治さん:ネージュ代表)、看護師さんなどが同席

してくれました。幸多君もケイに会うのが楽しみだったようで、出会ってすぐにうちとけて、

彼の口から「一緒にサッカーがしたい」という言葉が。我々は、テレビで見る限り、サッカー

するのが怖くなっているのではと思っていたので、びっくりしました。すぐに、みんなで

ゲレンデに出て雪上サッカー。もちろん、ゲレンデでサッカーやっているのは僕らだけ。

しかも、雪が激しく降ってきましたが、そんなのお構いなしで楽しみました。

その後、幸多君はスキースクールがあるとの事で準備をすることに。その準備を入念にすると

いうことで、指導者の稲治さんに見せてもらいました。幸多君の足に合わせたパットやタオル、

テーピングなどで調整し、立った時にどの方向にも偏らない直立不動でバランスのとれた状態

にするそうです。手にはアウトリガーというストックにスキーが付いたものを持ちます。

これをちょっと手元を前めに立てて持つとスキーになり(滑り)、手元を後ろにして先端を前に

出すとブレーキになります。

このスクールを主催しているネージュですが、すばらしい理念のもと、どんな障がいを持って

いようとも、誰でも楽しめるように、障がい、個性に合わせたプログラムを組んで実践してい

ます。ぜひ、ホームページもご覧ください。http://www.npo-neige.com/

我々も見習うことがたくさんあり、今後の障がい児フットサル教室に生かしたいと思いました。

幸多君とは、新潟での我々主催のサッカーイベントや障がい児フットサル教室での再会を誓い、

名残惜しく別れました。

幸多君はとても明るく笑顔が素敵な少年でした。また、家族全員が幸多君を思いやる気持ちで

満ち溢れてました。

幸多君、今度は新潟でサッカーを楽しもうね。待ってるよ!!

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湯沢中里スキー場からの眺め


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雪が降ってても大丈夫!雪が付いて重くなったボールでも、ちゃんと蹴れたよ!


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ヘディングだって、この通り!


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稲治さんが丁寧に準備をします。


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いってらっしゃ~い。おじさんたちは、ピザ食べて待ってるからね。


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我々から日本代表のユニホームをプレゼント。背番号6は幸多君が付けてた番号!


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幸多君を囲んで記念撮影。



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至福の時

昨日、今日の午前中は仕事していてモンモンとしてました。

それも、なんとか終わらして、今日は久しぶりにサッカーの練習に参加してきました。

冬場はグランドで練習できないので、体育館やフットサル場を借りてやるのがほとんど

です。今日は、去年できた立派な公営のフットサル場。屋根も壁もついていて、外気温は

4℃、中は10℃くらいあるので、動くとちょうどいい感じです。

最近、仕事が忙しく、自分の時間が作れてなかったので、久しぶりの自分だけの時間(家族

が誰もいない・心配しなくていい)をサッカーに費やして楽しむことができたのが一番。

私は、もうオーバー40なので、体力もスピードも落ちてきて、若いメンバーに負けることが

多くなってきました。気持は負けないつもりでも体がついてきません。でも、その年に合った

楽しみ方があるように思えてきました。とりあず、ケガのしない体づくりをして、少しでも

長くサッカーができるようにしたいです。上記しましたが、誰にでも、時に一人だけの時間は

必要ですね。


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隆一がケガをしたため治療中。治療を施しているのは新加入で専属のドクターの良ちゃん。
良ちゃんの本職はマッサージ師です。心から頼りになるアニキです。


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一番若いサモチャンが、さらに若い子からモテモテです。


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いつも遠くから参加してくれるイソ。本来のポジションはGK。うちの守護神です。
今日はちょっとケガしたけど、大丈夫だったかな?


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ボールを持って切り込んでいるのは、特に技術がピカイチのマサミツ。
隠れたシンガーソングライター。CDも出してるよ。多才です。

息子がプチ合宿から戻りました

軽度知的障害をもつ長男。春から養護学校の入学が決まり、なが~い春休みを満喫して

ました。家から高校まではバスで通うことになるのですが、そのバスが7時発なので、

家では6時に起きなければなりません。今は頑張って7時起床、絶対に間に合いません。

そこで、とりあず、春休み中は早寝早起きを訓練しようということに。そんなことを

始めて2週間、一度も6時に起きれたことはありません。どうにもこうにも、ダメなので、

家からちょっと追い出してみるかと妻との間で話し、私の山形の実家に預けてみること

にしました。私の実家には母と兄夫婦が住んでいますが、みな協力してくれると言って

くれて、先週の火曜日(3月20日)からお世話になることになりました。

彼の環境が変わってもダメだろうな~と思いながら、水曜日の昼に母親に電話。すると、

なんと、母が長男を6時に起こしに行ったら、5分も経たないうちに起きてきてご飯を

食べたとのこと。びっくりしました。2日目はどうかと思い、また昼に母に電話したら、

今度は6時にすぐに起きたとのこと。妻と二人で驚くばかり。その後も、毎日、6時に

きちんと起きれたようです。家で起きれない一番の原因は、甘えなのでしょうか?

また、実家にいるときは、兄弟がいなかったので、誰からも邪魔されない自分の時間を

作れたのはすごく良かったような気がします。普段、家にいる時は、毎日テレビゲームや

パソコンをしないと落ち着かないのですが、実家にはパソコンもゲームもありません。

しかも、ゲームは持たせなかったので、できるはずもなかったのですが、常に落ち着いて

いたと言うのです。母や兄嫁が手伝いをお願いすると、嫌がらずに素直に手伝ってくれた

とのこと。ほんと、やればできる子なんだと驚き、感心しました。さっき、5日ぶりに

再開し、たくさん褒めてあげました。私や妻が、常日頃、もっともっと彼のことを、

一人の人間(大人)として認めた行動をとれば、いろんな面で変わってくるような気が

しました。たくさんの可能性を感じられた春の一日でした。

トゲソ観察会のご案内

トゲソ(イバラトミヨ)観察会のご案内

新潟県五泉市にはイバラトミヨという5cm程度の淡水魚が棲んでいます。

イバラトミヨはイトヨなどと同じ背中に棘のある魚でトゲウオ科に属しています。

氷河期の遺存種といわれ、もともと冷水性の魚類で、北海道では河川や湧水地、

本州では主に湧水地に生息してます。イバラトミヨは新潟県五泉市が日本の

南限であり、とても貴重な魚です。地元では棘のある魚という意味でトゲソ

と言われています。近年の地下水の減少、河川の水質汚濁、湧水地の消失など

により、個体数が激減してます。そこで、十数年前に地元の有志により保護活動

が始まり、現在はNPO法人五泉トゲソの会として保護活動が行われています。

保護活動の一環、啓発活動として、毎年4月に春の観察会を行っています。

今年も以下の日程・内容で開催することになりました。興味・関心のある方は

是非、ご参加ください。よろしくお願いします。


【第16回 トゲソの観察会と坂田家一般公開】

日時:平成24年4月29日(日) 9時~15時

場所:新潟県五泉市土堀(保護池前:駐車場あり)

内容: 9:30~ トゲソの観察会
    10:30~ Aコース 坂田家公開
         Bコース 湧水の里歩き
    12:00~ 釜炊きと葉わさび定食の試食会
    13:00~ 討論「トゲソの危機にどう対処するか!」

参加費:200円

昼食代:800円(限定70食):要予約

連絡・予約先:NPO五泉トゲソの会 中村 TEL:0250-22-0271 携帯:090-2235-3936

ホームページ:http://www.geocities.jp/gosentogeso/


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トゲソ(イバラトミヨ)
環境省レッドリスト:地域個体群(その地域にしかいない種)
レッドデータブックにいがた:絶滅危惧Ⅰ類(一番高いランク)

春は恋の季節?

桜の開花が待ち遠しい季節になりましたが、ちょっと山に入ると変わった光景が

見られます。雪解けの進んだ里山の池には、クロサンショウウオが産卵に来てました。

クロサンショウウオは普段、森の中に生息していて、なかなか人目にはつきません。

それが、初春の産卵期を迎えると、産卵場所の池や沼に集まってきます。集団で産卵

するので、多いと100匹以上見れるときもあります。たいてい、1匹のメスに数匹の

オスが絡んで産卵します。1匹のメスから2房の卵が産み落とされます。卵からふ化した

幼生は夏ごろまで池で生息・成長し、その後、上陸して陸上生活をおくるようになり

ます。幼生のときは水中でえら呼吸、成体になると陸上で肺呼吸することから、二つの

生活スタイルがあるということで両生類と分類されています。最近では、ゴルフ場、

宅地などの開発により、このような生物は減少してます。人口が減っているのに開発が

止まらないのはなぜでしょうか?開発する側、それを受ける側、両方でライフスタイルの

あり方を考える時がきているのではないでしょうか?無駄な開発はやめて、自然と共生

する道を模索しない限り、持続可能な社会は構築されないと思います。


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クロサンショウウオの産卵場所(池)


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産卵場所(池)に向かっているクロサンショウウオ。運が悪いと、鳥や獣に食べられてしまいます。
産卵は命がけです。
環境省レッドリスト:準絶滅危惧
レッドデータブックにいがた:準絶滅危惧



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卵とクロサンショウウオ。小さい卵は産卵直後のもの、日が経つにつれて、卵は水を吸って
大きくなります。

新潟ふれ愛プラザで障害者サッカー体験教室やります!

私が所属するサッカーチームPalrabox主催で、障害者サッカー体験教室をやります。

我がPalraboxは障害者と健常者が一緒にプレーするサッカーチームです。

毎月1回、障害児のサッカー教室のサポートをしていますが、大人を対象とした教室は

やっていませんでした。今回、周りからの要望や後押しもあり、開催することになりました。

興味のある方は、是非、ご参加のほど、よろしくお願いします。



障害者サッカー体験教室2012

日時:平成24年4月15日(日) 15:00~17:00

場所:新潟ふれ愛プラザ内の体育館(新潟市江南区亀田向陽1-9-1)

参加費:無料

対象:身体障害のある18歳以上の方

用意していただくもの:運動できる服装、室内用運動靴

申込み・問い合わせ:TEL 090-3401-7215(井関)

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演筆家こじろーさんに書いてもらいました!

昨日、縁あって、演筆家こじろーさんに、私を書き下ろしてもらいました。

自分で書く内容を言って書いてもらってもいいそうですが、私は何も言わずに

書いてもらいました。何を書かれるのか、ちょっと不安でしたが、出来上がりを

見てびっくり。私にはもったいないくらいの内容でした。色紙に書いてあるような

ことができるように頑張ります。

こじろーさん、ありがとうございました。


晃が気づいたことは、

他人への気づきになる。

与えること。

晃の気づきの

ひらめきで、

まわりが

変わる。


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ちっちゃな春みっけ

今年の冬は雪が多く、また寒さも続き、いつもの年よりも冬眠が長くなってしまいました。

おかげで、体の中にたくさんの脂肪を蓄えてしまいました。そんなこともあり、晴れた日は、

昼休みにカメラを持って散歩してます。新潟はようやく雪が解け地面が見えるようになり、

見慣れた景色が広がりつつあります。散歩してたら、ようやく「ちっちゃな春」を見つけ

ました。道端に小さな花「オオイヌノフグリ」が辺り一面に咲いていました。とても小さな

花なので、ようく凝らして見ないと分かりませんが、青紫の花が春一番を伝えてくれている

ように感じました。新潟市内に山や森など身近に感じられる自然がほとんどありません。

でも、庭や道沿いに、モクレン、コブシ、ウメ、レンギョウ、そして桜が見れるようになり

ます。楽しみな季節ですね。

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オオイヌノフグリ(名前は別として、とてもきれいな花です)



桜と言えば、私がとても気に入っている桜があります。山形の霞城公園のお堀に咲く桜です。

霞城公園は戦国時代の最上義光の居城で、当時の大きさは外郭2km×1.5kmほどあり、東北で

一番大きく、全国でも5番目の規模です。今、その名残を感じられるのは城郭(堀)と復元

された大手門のみです。その城郭の上に桜の巨木があり、春になると枝を堀の水面に伸ばし、

壮大な桜景色となります。ちょっとピンぼけな写真ですが、去年の写真をアップします。

昨年の4月29日の夜に撮った写真です。いつもはきれいにライトアップされていて、夜桜を

楽しむことができるのですが、震災の影響で節電を余儀なくされ、ライトアップはされて

ませんでした。それでも、なんとかカメラの感度(ISO)を上げて撮影しました。

今年は復興元年(私の勝手な気持ち)。被災地を含め、いろんなところで、きれいな桜が

見られるといいなと思います。

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霞城公園・大手門の桜(2011.4.29)


携帯が~(ToT)/~~~

今週の月曜日の朝、携帯電話の電池が切れたので、普通に充電。

1時間経っても充電できず、電源も入りません。充電器が悪いのかと、充電器を変えて

再度やるも状況は変わらず。しかたく、AUショップに。AUショップでも解決できず、

メーカーに送って見てもらうことに。その結果が来ました。結論は、内部の基盤がやられて

いるので、修理が必要。修理の際には、携帯に記録されているデータは全て消滅すると

言われました。修理をしなくてもデータを取り出すことはできないので、結局修理を

お願いしました。形態を使い始めて15年。機種変更は何度もしましたが、携帯が故障した

ことはありませんでした。それもあって、住所録や写真などのデータをバックアップする

ことなど毛頭にも…。この携帯に入っていた数百人のデータは全て失われてしまいました。

かなりショックです。今は電話がなるたび、携帯の表示を見ては、恐る恐る電話にでてます。

みなさんも、携帯がいつ故障してもいいように、適度にバックアップはとっておきましょう。

妻有にも春が近づいてきました

十日町市、津南町など新潟県の南端の雪国地帯を妻有(つまり)郷と呼ぶことがあります。

妻有(つまり)の由来は二つあり、一つ目は、この地帯は信濃川に沿って上流に向かうと

地形的に狭まり、つまっていくことから「つまり」という説。二つ目は、この地帯は、昔、

信濃と越後、関東や会津を結ぶ宿駅でした。津南町に「外丸」と書いて、「とまる」と読む

地名があります。この「とまる(泊まる)」と呼ばれていたものが「つまり」と呼ぶように

なった?二つ目は、ちょっと強引な気がしますが…。妻有といえば、妻有そば、妻有ポーク

などが有名です。また、昭和初期ころまでは、この地の信濃川で渡し舟、舟運、川湊など、

川が暮らしと密接に関わっていた地域でもあります。

今日、仕事で十日町(妻有)に行ってきました。先月、雪まつりで訪れた時は、雪が壁となって

4m近くありましたが、今日はその半分2mまで減っていました。また、天気も良く、雪解けが

進み、信濃川にはきれな水面、遠くには雪をまとった山々が輝いていました。春の陽気が感じ

られる心地いい一日でした。

先日、東日本大震災から1年経ちました。この十日町市や津南町でも、東日本大震災の次の日に

長野県北部地震が起こり、甚大な被害を受けました。東日本大震災の影になった感じですが、

住宅被害が多く、別の地域に移り住んだ方も少なくありません。これから、個人的に何かを

支援することは難しいとは思いますが、東日本大震災と同じく、忘れない、風化させない事が

大事だと思います。十日町・津南にはたくさんの観光資源があります。仕事以外に、家族、友達

と遊びに行くことで、微力ですが、地域が活性化(復興)するお手伝いができればと思います。


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夜回り先生が新潟に!

一度もお会いしたことはないのですが、テレビで何度か拝見し、その信念、行動力、思いやり

全てがすごい人だと思いました。

来る3月20日(火)、南魚沼市市民会館大ホールで、夜回り先生こと「水谷修さん」の講演会が

開かれます。入場は無料、午後1時開場、1時半開演。私は絶対に行きたいと思ってます。



【水谷修さんの略歴】 -水谷修 春不遠- より転載

1956年、横浜に生まれる。少年期を山形にて過ごす。上智大学文学部哲学科卒業。横浜市にて、

長く高校教員として勤務。12年間を定時制高校で過ごす。

教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に

関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なって

いる。

また、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者

たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいる。

一方で、全国各地からのメールや電話による様々な子どもたちからの相談に答え、子どもたちの

不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている。その現場での経験をもとに、専門誌や新聞、

雑誌への執筆、テレビ、ラジオなどへの出演、日本各地での講演などを通して、子どもたちが

今直面している様々な問題について訴えている。

我が家の「宝」

きれいに撮れたのでアップしてみました。

我が家の宝です!!うちはこの子の上に3人男の子がいます。その子たちも、みんなかわいい

(かわいかった?)ですが、私は特に女の子が欲しかったので、この子が生まれた時は、

飛んで喜びました。この子が妊娠した時に、何も知らせていない小学校2年生の次男が突然、

「次に赤ちゃんが生まれてくるときは“愛”ちゃんがいいなぁ」と言いだし、妻と二人で

びっくりしたものです。子供は霊感が強いというか、予知能力でもあるのか、不思議でした。

この子の名前は、もちろん次男が名付け親になりました。

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やはり、高いところは眺めがいい!

今日は、ちょっと用事があり、新潟県庁に行ってきました。

用事はものの10分で終わりました。せっかく来たので、展望台に行ってみることに。

私は新潟に来て17年経ちますが、県庁の展望台に行ったことがありませんでした。

展望台は庁舎の18階にあり、建物が正方形の形をしていて、四辺が北西、南西、

南東、北東に面しています。新潟は水辺の町だけあって、信濃川と日本海がきれいに

見えます。昨日は東日本大震災から1年という日でした。それぞれにあった故郷の情景、

暮らし、大切なものが一瞬にして失われたことを思うと、すごく胸が痛みます。

今、こうやって、自分が平和に暮らしているのが普通ではないと、実感した1年でした。

だから、一日一日を大切に一生懸命に生きることが大切なんだと強く思います。

早期の復興を祈りつつ、私ができる支援をやっていきたいと思います。


北西
北西方向。手前は信濃川、奥は日本海。天気が良ければ、左に佐渡が見えます。
今日は曇っていて見えませんでした。


南西
南西方向。右は信濃川、晴れていれば中央に角田山、弥彦山が望めます。ちなみに弥彦山は
あのスカイツリーと同じ634mです。


南東
南東方向。中央にアルビレックスのホームスタジアム・東北電力ビッグスワンが見えます。


北東
北東方向。中央を信濃川が流れています。いくつかビルが見えますが、中央左の尖がったビルは
NEXT21(125m)、中央やや右のビルは朱鷺メッセ(143m)、ちなみに県庁(87.3m)。

被災地への思い、被災地からの思い、新聞に載りました

2月7日のブログに書きましたが、2月4日、5日の二日間、お付き合いさせていただいている医療関係

の方々と、陸前高田に総勢26人で支援活動に行ってきました。活動内容は、医療相談、マッサージ、

サッカー交流、餅つき、炊き出し、子供と交流(バルーンアート)など。

この支援活動の中でマッサージ担当した大谷美穂さんと、現地で仮設住宅の入居者とボランティアの

仲介を率先してやられている菅野千秋さん、二人の思いのやり取りを手紙形式で新聞(新潟日報)に

紹介されました。

互いが互いを思いやる手紙に感動しました。



大谷美穂さん から 菅野千秋さんへ

「頑張りすぎず、たまにはやすんで」



菅野千秋さん から 大谷美穂さんへ

「体の痛み察してくれてうれしい」


内容は写真の記事をご覧ください。

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大谷美穂さん から 菅野千秋さんへ の 手紙


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菅野千秋さん から 大谷美穂さんへ の 手紙




長男・次男がんばってます!

2月14日のブログで書きましたが、我が家で2年ぶりに新聞をとりはじめました。

そうしたところ、長男が新聞に興味を持って読むようになり、長男が新聞の内容を紹介する

形で会話が生まれるなど、いい効果がでてます。

最近は、さらに新聞の1面下に書いてある「コラム」をパソコンで打ち込み、それを読み上げる

のが長男の日課になりつつあります。学校でパソコンの授業があるらしく、こちらが思っている

以上にパソコンを使いこなしています。長男は春から養護学校への進学が決まりましたが、

中学の卒業式も終わり、家でやることと言えばテレビ、ゲームが主になってしまうのではないか

と心配してたので、親として、とても嬉しいです。春休み中の生活リズムの一つになればいいなぁ

と思ってます。

また、次男は同じ「コラム」を専用のノートに書写しています。次男はちょっと漢字が苦手で、

しかも、あまり字が上手ではないので、時間をかけて丁寧に書くことで、苦手意識を克服して

ほしいと願ってます。

三男は先日、書写で賞をとり、自分の書く字に自信を持ったようなので、その気があれば、

次男と同じことをやらせてんみようかと思います。

ちょっとしたことですが、家族みんなで取り組めるのが、とてもいいですね。

3.11の三重苦

昨日から仕事で相馬市、南相馬市に来てます。

ここも地震、津波の影響・被害は大きかったようですが、今はそれが分からないくらいに

普通に生活が営まれているように見えます。他の地域と違うのは、さらに原発の被害がある

ことです。周辺の水田は昨年耕作された気配はなく、放棄されているような感じです。

お昼、コンビニに寄った時に、南相馬市の市報が置いてあったので読んでみてびっくり。

南相馬市の人口71,494人のうち、26,210人もの人が市外に避難していて、それは人口の

37%に当たります。

地元の人から聞いた話では、「確かに地震・津波の被害があったが、それ以上に放射能という

見えない恐怖と闘いながら生きている。特に食べ物等から体内に入ってくる内部被爆が怖い。」

と言ってました。私は、ただただ、うなずいて聞いているだけでした。私が勝手に思うには、

津波・地震の被害は、時間とお金をかけて、人の熱意があれば復興できるような気がします。

でも、放射能の被害は人類が経験したことがないものです。チェルノブイリは参考になる

程度です。特に子供への影響が大きいと言われています。それであれば、政府の責任として、

高い地域からは強制的に避難させて別の地域に住まわすべきなのではないかと。それくらい

強引にでも命を守ることを最優先にしなければ、放射能の恐怖・被害から逃れることはできない

と私は思います。

(地元の人達が郷土を愛して、何があってもそこに住んでいたいと思う気持ちは痛いほど分かる

つもりです。)

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原発20km圏内との境界付近の看板(南相馬市)

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原発事故により漁ができなくなった松川浦(相馬市) 船が寂しそうです


春を探しに

今日は天気がよかったので、三男と長女の3人で春を探しに散歩に出かけました。

最初は公園に行ってみました。ところが、まだ、雪が残っていて春は感じられません。

今度は別の公園に行って見ることに。途中、道路標識が気になった三男は、持ってきた

スケッチブックにお絵かき。ちょっと変わった趣味?

別の公園について、三男はやっぱり、道路標識のお絵かき。公園の雪は解けてましたが、

まだ春を感じられるものはありませんでした。唯一、ヤブツバキの花が咲いてました。

ヤブツバキは春というより、冬に咲く花です。今年は例年より雪が多く、寒いせいか、

春の訪れはちょっと遅れているみたいです。

帰り道、かわいい犬と出会い、ちょっと遊んでもらいました。

長女は徐々に眠くなり、「もう、歩けない~、おんぶ~」

すると、三男が「僕がおんぶしてあげるよ~」

私は手を出さず、三男は長女をおんぶして家まで帰りました。三男のお兄ちゃんぶりに

「あっぱれ」でした。

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春を探しに行くぞ~

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ヤブツバキだと思います。

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かわいい犬と戯れました

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お兄ちゃん、頑張りました

こういうの、いいなぁ~

今日、福島県大沼郡昭和村の公民館で開催された「奥会津シンポジウム」

~震災・水害からの復興を目指して~ に参加してきました。

とても、いい内容でした。今度、詳しく紹介します。


今日はシンポジウムの内容ではなく、公民館のホールにとってもいいものが展示されていた

ので、それを紹介します。


子供達が自分の家で同居している おじいちゃん、おばあちゃんに 古い写真を持ってきてもらい、

その写真の説明を受けてそれを子供達が書きうつすというもの。これは、地元の「奥会津書房」

という小さな書籍屋さんが手掛けている「聞き書き」というもので、今では3冊の本になってます。

詳しくは奥会津書房のホームページhttp://www.okuaizusyobou.com/をご覧ください。

近年、核家族が増え、おじいちゃん、おばあちゃんのいる世帯は少なくなりました。それに伴い、

おじいちゃん達の時代(50年以上前?)の暮らし、遊び、文化などを身近に聞くことができなく

なっています。核家族が増えたとは言え、まだ、おじいちゃん、おばあちゃんと同居している子供

もいると思うので、いまのうちに、こんな取り組みができればいいと思います。おじいちゃんの

いない家は、学校などで地域のおじいちゃん、おばあちゃんを招いて、持っている写真について

語る機会があれば、世代を超えた交流、ちょっとした文化や歴史の勉強にもなるような気がします。

子供の通っている小学校に提案してみようっと。



以下、ホームページより引用。

2008年夏、奥会津の小学生、中学生、高校生115名が聞き書きをした作品の中から、

60篇ほどをまとめて一冊の本が生まれました。

(只見川電源流域振興協議会の事業として取り上げられました)

聞き書きのきっかけとなるのは、一枚の古い写真です。

自分と同い年ほどの年齢の祖父母、父母たちの写真を前にして、こどもの問いと語り部たちの

戸惑いとが交差しました。その緊張した息づかいまでも聴こえてきそうな内容となりました。

他者の声に真剣に耳を傾けること、思いを抱きしめること。現代の世の中で最も必要な精神の

営みをひたむきに行ったこどもたちに、心からの敬意と感謝を捧げながら、このいとおしい

一冊を世に送り出したいと願っています。 

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「じいちゃんの一年生のころ」

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「ひいじいちゃんがとったクマ」

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「馬との暮らし」

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「昔の行事」

バリアフリー

私はPalraboxというサッカーチームに所属し、障害者と健常者が一緒にサッカーを

楽しんでます。


以前から、ちょっと気になることがあります。

私は、障害者、障害者という言葉が嫌いです。その言葉によって、両者の間に壁が出来ている

ような感じを受けます。また、~障害と区分することで、障害のある人の対応を簡略化しよう

としているように見えてしまいます(あくまで個人的な見解です)。

障害はそれぞれの個性であって、それ自体が悪いとかではなく、障害を持っている人は障害を

障害と思ったことはなく、それが普通で日常。障害を作り出しているのは我々、健常者の心じゃ

ないかと思います。

私の子供達は、小さいころから、チームの練習やアミザーデサッカー大会(障害者・健常者・

老若男女関係ない大会)に一緒に参加して楽しんでます。いつも障害のある人たちと接してた

おかげで、障害のある人を「障害者」とは認識していません。「障害者」という言葉も使いません。

不自由な部分を、それぞれの個性と思っているようです(たぶん)。普段、私はほとんど放任主義

なので、まともな子育てをしてるとは口が裂けても言えません。ほとんど妻がやってます。ただ、

この部分については、私が思う以上に育ってくれたと思います。子供の頃から、障害あるなしで

分けることなく、みんな同じ環境で勉強、遊び、生活すれば、「障害」なんて言葉は生まれないし、

差別もないと思います。昨今、バリアフリー※という言葉が聞かれますが、まず一番大事なのは、

みんなの心の中にあるバリアを解き放つべきではないでしょうか!!


※バリアフリー:段差などの物理的なバリアや、高齢者、障害者などの社会参加を困難にしている

社会的、制度的、心理的なバリアを除去することを意味してる。

こんな場所があったとは

今朝、通勤の車の中でラジオ(もちろんFM PORT 79.0)を聴いていたら、

素晴らしい施設の話しがあったので、紹介します。


施設の名前は「みんなの家 ともとも」

コンセプト、活動内容、スタッフみんないい感じです。こんな施設が多くなるといいですね。

詳しくはホームページを参照ください。

http://www5.hp-ez.com/hp/minnanoie-tomotomo/

以下、ホームページより引用。

“共生”をコンセプトに、いつでも誰でも利用できる『みんなの家*ともとも*』は、

地域の居場所づくりと、子育て・介護家族サポートとしてケアサービス(預かり保育・介護)を

おこなっています!!

はじめまして。みんなの家*ともとも*です。

私達は、新潟市中央区で一軒家を借りて、赤ちゃんからお年寄りまで、障がいのある人も

ない人も誰もが利用できる地域の居場所づくりと、子育て・介護家族サポートとして

ケアサービス(日中一時預かり)をおこなっています。

私達は、世代や障がいの有無を越えて、みんなが共に生きる地域社会のための小さな担い手で

ありたいと思っています。友だちのように、家族のように、みんなが自然に集まり、共に過ごせる

“地域の居場所”を作ることで、「人と人が繋がれる場」「子育て・介護家族を支える場」

「障がいのある人の活躍の場」の拠点になりうると考えています。

2010年10月にスタートしたばかりの*ともとも*ですが、多くの皆さんの“想い”

“願い”を取り入れ、地域の皆さんと共につくりあげていきたいと思っています。

いつでもどうぞお気軽にお立ち寄りください。そして、何か“困った時”には、いつでも

ご相談ください。

皆さんにとって身近な存在となり、“地域”を“皆さんの心”を温かくするお手伝いができたらと

願っています。

みんなの家*ともとも*をどうぞよろしくお願い致します。

~みんな友(とも)だち、みんなで共(とも)に~

みんなの家*ともとも