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大高正嗣 展

昨日、親友の個展「大高正嗣 展」に行ってきました。

先日、このブログでも案内しましたが、今一度、彼のプロフィールを紹介。


大高正嗣(おおたか まさつぐ)

■ 1973年青森県弘前市生まれ。旅行の途中で新潟に住み着き、仕事も転々と十余年。写真は

小林茂氏と村井勇氏に手ほどきを受け、絵は独学。酒食にこだわり無。2008・10年新潟絵屋で

個展。水と土の芸術祭2012では市民プロジェクトで写真展「水辺の顔」(12月万代島旧水揚場・

小かまぼこ)を開催



今回は、コールタールや墨絵、版画などの作品があり、いろんな技法を駆使して、描いているのが

印象的でした。また、作品ごとにメッセージ性が強く感じられ、生きた作品を見れた気がしました。

私はサラリーマンなので、普段は狭い仕事中心の世界で生きてますが、たまに、こういった芸術に

触れると、眠っていた感性が蘇ってくるような感覚を覚えました。別に絵心があるわけではありま

せんが、何かを創ってみたくなりました。

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友達の写真展を見てきました

友達の写真展を見てきました。

タイトルは「水辺の顔」

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一言で良かったです。

写真からは、新潟の厳しい環境の中で、海や川の近くで漁業を生業としてきた人達の素顔が

見て取れました。楽しかったこと、うれしかったこと、辛かったこと、悲しかったこと、

いろんな感情がふとした表情に表れているようでした。

海や川、そして母なる大地、そこに人々は抱かれて、その恩恵を受けながら永らく暮らしてきた。

その恵みの一部は鮭であったり、モクズガニであったり、そして、その大地では稲を作って食し、

生を繋いできた。稲作が終わっても、そこにはハクチョウが落ち穂を求めて北の大地から訪れる。

なんという大地の素晴らしさ、そして恵みの水辺。顔…、それは人間の顔はもちろんのこと、

人を優しく、時には厳しく、包み込んでくれる、自然、大地、海、川、そして新潟という、

唯一無二の世界の顔ではないか…。写真から、こんなことが伝わってきました。

久しぶりに芸術に触れたように思います。写真は誰でも撮れます。写真が芸術になるためには、

そこに撮り手の意志、意図があって撮影され、さらに写真自体に表現する力が宿った時に、初めて

芸術の域に達すると思います。今回の友達の写真一枚一枚から、そんな力が伝わってきました。

私は今まで適当に写真を撮ってきましたが、たまには、何を伝えたいか、ちょっと考えながら

撮影しようと思いました。

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