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珍客

こんにちは~

先日、会社の廊下を歩いていたら、床の上で何やらうごめくものが…

ようく見ると、なんとなんと「コウモリ」ではありませんか!!

どうやら、餌を追いかけて会社に迷い込んできたようです。

元気そうだったので、記念写真を撮って、すぐに逃がしてあげました。

「コウモリ」の種類は、「アブラコウモリ(イエコウモリ)」です。

アブラコウモリは、日本全国に分布し、最も身近に見られるコウモリです。夕方になると、

ねぐらから出てきて餌を求めて街灯などの灯りに集まってきます。灯りには、餌となる小さな

昆虫が集まってくるからです。昔は、棒などを投げて、コウモリを捕まえようとしたものです。

今、コウモリを捕まえるには、捕獲許可(アブラコウモリだと市町村かな?)が必要になり、

かつ学術研究等でないと許可はおりません。一般的にコウモリの調査をする場合は、捕獲許可

の手続が面倒なので、バットディテクターという超音波を分析して種を判定する機械を使い

ます。これだと捕まえなくともコウモリの存在が分かります。機械は2万~3万くらいで購入

できます。頑張れば自作できるみたいですが、機械音痴の私には無理です(笑)。

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カナヘビが変!?

こんにちは~

昨日は仕事で鳥の調査をやってました。

ちょっと天候も悪かったこともあり、なかなか目的の鳥が出なかったので、周辺をウロウロ。

すると枯れ木の上にカナヘビを見つけました。

そーっと近づいていきます。普通なら、カナヘビは人の気配を敏感に感じるので、すぐに逃げて

しまいます。でも、近づいても逃げないので、手を伸ばして捕まえてみました。

捕まえても、もじもじするだけで、ちょっと元気がありません。

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元気がなさそうな「カナヘビ」


そのカナヘビをよーく観察してみると、なんとなんと、今話題の「マダニ」が脇腹に

くっついているではありませんか!!!!

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脇腹のちょっと上に丸い物体が…「マダニ」です


「マダニ」というと、最近、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群

(SFTS)」で死亡するケースが増えてきています。私も数回、マダニに咬まれたことがあり

ますが、別に感染症にかかったことはありません。でも、上記の感染症が分かってからは、極力

マダニに咬まれないように、地肌を露出しないように注意しています。マダニは山林や笹薮など

に多いと思いますが、意外に身近にも生息しており、うちの長男は小さい頃に公園で遊んでいて

咬まれたことがあります。みなさんもご注意ください。マダニは鋸状の口器を皮膚に差し込んで

吸血します。吸血すると体全体が膨らんで、なかなか口器が抜けなくなります。もし、マダニに

刺されて軽く引っ張っても抜けないようでしたら、すぐに皮膚科などの医者に行って処置して

もらってください。

初体験

昨日、初めてヘリコプターに乗りました!!

仕事だったのですが、プライベートだったら、たぶん乗ってません。

私は飛行機が苦手で、バンジージャンプを直前にキャンセルした男です。

とにかく空を飛んでいて墜落したら絶対に助からないと思っているので、空を飛ぶものを

信用していません。

とにかく、乗る直前まで、心臓がバクバクしてました。同乗した会社の人も私と同じで飛行機

などが苦手のようで、二人してドキドキ・ソワソワ、変な二人でした。

そして、飛行の準備ができて、ヘリコプターに乗り込みました。ふと、機長を見ると、結構な

お歳の方(バカ殿のような感じ)で、さらに不安に…。

そんなことを考えているうちに、ヘリコプターがゆっくりと浮上。思っていたよりも衝撃や

浮遊感はなく、スーッと飛び上がった感じでした。機長の操縦も良かったのかもしれません。

ちょっと安心した私は、窓から見える景色をすかさず、デジカメに収めました。

場所は、なんと尾瀬周辺、向かう先には東北の最高峰・燧ケ岳(2,356m)の絶景が広がって

ました。飛行時間は4分とかなり短い時間でしたが、思いがけず、早春の尾瀬を遊覧飛行、

満喫してしまいました!!今年は尾瀬で仕事する機会が増えそうなので、今度は自分の足で歩いて

楽しみたいと思います。

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離陸直前、心臓がバクバクしてます

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離陸直後、眼下に渓流が見えます

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さらに高度を上げ、視界が広がります

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勇気を振り絞って真下を見てみました。ん~墜落したら確実に死にます。

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燧ケ岳(2,356m)の眺め

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ヘリから降りて、尾瀬沼からの燧ケ岳(2,356m)の眺め

三春の滝桜を見てきました

こんにちは~

昨日、福島で仕事があり、その仕事が早く終わったので、三春の滝桜を見てきました。

20年前に妻と一緒に見たことがあったのですが、その当時と比べ、周りの景色が大きく

変わってました。なんと、町の真ん中(谷部)には、新しいダムが出来ていて、水面と

化していました。そして、滝桜の周りに大きな駐車場ができて、さらに入園料300円も

徴収されました。駐車場のそばには、仮設のお土産屋、屋台などがあり、ちょっとした

イベント会場のようになってました。すっかり大型観光地になってました。

そして、滝桜を久しぶりに見ましたが、存在感、力強い生命力は以前と変わらず素晴らしく、

見るものすべてに感動を与えてくれます。この四季を感じられる日本、日本人に生まれて

良かった~って強く思いますね。新潟は桜が咲き始めたばかり、今年は行ったことのない

桜を見に行きたいと思います。

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こんなゲートができてました。イベント会場みたい(笑)。

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券売機が5,6台ありました!

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滝桜の遠景、天然記念物らしいです。

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滝桜、大きく両腕を広げてみんなを包み込んでくれそうな気がします

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どのアングルで撮影しても、物凄い存在感に圧倒されます!!

天狗のモデル?に出会いました!!

昨日、今日の二日間、福島県の低山地で動物の調査をしてきました。

調査を実施した場所は多少、放射能の影響が残っている場所で、空間線量は高いところでは

0.7μS/hありました。私が住んでいる新潟では0.05μS/hなので、14倍高いことになります。

こういったところでも、普通に人々は生活しており、特に子供たちへの影響が心配になります。

話を戻して、調査をやっている時に珍しい動物を見かけたので、紹介します。

その動物は「ムササビ」で~す!!

天狗のモデルにもなった動物だとか。

巣の樹洞から出たり入ったりして、すっごくかわいかったです。

ムササビは哺乳類の一種で、日本の固有種です。本州、四国、九州の低山帯~高山帯に生息

しています。夜行性で、主に樹上で生活し、種子、果実などを食べます。長い前足と後足との

間に飛膜と呼ばれる膜があり、飛膜を広げることでグライダーのように滑空し、樹から樹へと

飛び移ることができる。20~100mも飛ぶことができます。

今回は姿だけしか見れなかったので、今度は夜間の活動時間に飛行している姿を見てみたいです。

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