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第4回ぷれジョブ新潟フォーラムIN長岡が開催されました

11月30日(土)に長岡のリリックホールで「ぷれジョブフォーラムin長岡」が

開催されました。

前の記事でも紹介しましたが、今回は「ぷれジョブ」創始者である西先生の講演が聞ける

貴重な機会とあって、関係者の間でも話題になってました。450人が入るホールには、

およそ400人が来場し、見た感じではほぼ満席のように感じました。

フォーラムは、ぷれジョブ劇団による「劇」から始まりました。まずは「ひまわり劇団」が、

ぷれジョブってなあに?を演じて、会場の方に分かりやすく劇で説明してくれました。そして、

続いて「劇団わくわく」による、実話?をもとにした、ぷれジョブの最初の日の劇をやって

くれました。これらの劇団は、ぷれジョブをやっているチャレンジド(ぷれジョブをやっている

障がいをもった子供達)が劇団員として活動しています。このフォーラムのために半年以上に

わたって練習を積み重ね、フォーラム2週間前には合宿をするほどの熱のいれようです。

劇は見事に成功し、来場した全ての観衆をぷれジョブの世界に引き込みました。内容も素晴らし

かったですが、何といっても子供達が活き活きと、それぞれの役を演じきれていたのが印象的

でした。

そして、メインの西先生の講演では、ぷれジョブに込めた熱い思いを聞くことができました。

ぷれジョブの「ぷれ」は英語で「pre:前の」という意味だと思ってましたが、「pure:純粋」

という意味も含んでいると西先生は言ってました。ぷれジョブは障がいを持った子供達が仕事を

体験する活動。子供達が仕事を体験することで、「楽しさ」、「達成感」、「やる気」などを

感じ取ってもらいたい。それが仕事に直結する事ではありませんが、でも障がいあるなしに関係

なく、それが仕事をする基本のように感じています。西先生の講演を聞いて、「ぷれジョブ」の

根底にある思いを自分なりに学べたように思います。これを、自分の活動場所に帰って、一緒に

活動している仲間にも伝え、さらに子供たちと楽しく活動していきたいと思います。それにしても、

このフォーラムのために、多くの方がボランティアで計画、準備をし、最後まで熱い思いを注ぎ込み、

大成功を収めたことに深く尊敬の意を表したいと思います。このフォーラムの目的の1つである、

新潟県央地域での活動が広がることを切に願い、また、それに少しでも力になれればと思います。

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会場となった長岡リリックホール

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「劇団ひまわり」による「ぷれジョブとは」の劇

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「劇団わくわく」による「ぷれジョブ最初の日?」の劇

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劇が終わった後、アンコールで劇団の歌を熱唱!!

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この看板はチャレンジド(子供)の人文字でできてます

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ぷれジョブ新潟連絡協議会 石畑会長の挨拶

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西先生の基調講演

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ぷれジョブ関係者(チャレンジド、サポーター、企業、先生)によるディスカッション

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ホール内はこんな感じです

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最後に、フリーアナウンサーによる「ぷれジョブの唱」の朗読、バックには活動している写真が
映し出され、みんな感動しました。

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第4回ぷれジョブフォーラムのご案内

第4回ぷれジョブ新潟フォーラムIN長岡”ぷれジョブってなあに?”のご案内

■基調講演「ぷれジョブってなあに?」
ぷれジョブ発案者全国ぷれジョブ連絡協議会代表世話人
西幸代氏

■日時:平成25年11月30日(土)13時~16時30分
■場所:長岡リリックホール・シアター(新潟県長岡市千秋3-1356-7
■参加費:無料
■主催:ぷれジョブ新潟連絡協議会
■後援:新潟県、長岡市、新潟県教育委員会、長岡市教育委員会、新潟県社会福祉協議会、長岡市社会福祉協議会、新潟県特別支援学校長会、新潟青年会議所、長岡青年会議所、新潟県中小企業家同友会


最後のお願いです。

明日、長岡のリリックホールでぷれジョブフォーラムが行われます。

ぷれジョブとは障がいのある子どもたちを対象としたお仕事体験のプログラムです。地域にある

事業所にご協力いただき、子どもたちがやってみたい、できそうな仕事を体験させていただき

ます。詳しくはこちらをご覧ください(http://yaplog.jp/prejob/)。

私の子供・長男は知的障がいを持って生まれました。生まれた時は何となく成長が遅いと感じ

てましたが、でもそのうち追いつくだろうと楽観的に思ってました。でも、月日が流れるうちに、

他の子供達とは違うことが分かってきました。小学校入学の時には、知能テストを受けて、教育

委員会からは普通学校に行くのは難しいと言われました。それでも普通学校に行くことに決めて、

親が努力すれば大丈夫だと思い込んでました。その後、妻が頑張って教育・見守りました。

小学校低学年までは努力で他の子供についていけましたが、高学年になり徐々についていけなく

なりました。中学校では特別支援学級に入り、子供が知的障がいであることを親が自覚しました。

でも、頑張れば普通高校に入って就職もできるのではないかと考えてました。そんな時に出会った

のが「ぷれジョブ」です。この出会いは衝撃的でした。それまでは、自分の子供が障がいをもって

いるのを話すのはためらいがありましたが、ぷれジョブに出逢ってからは、躊躇なく話しができる

ようになりました。このぷれジョブは、まず子供の存在を認めてくれます。それは子供はもちろん

のこと、実は親も認められた、受け入れられたと感じるのです。親が気持ちに余裕が持てること

により、子供も安心して活動ができるような気がします。このぷれジョブに出逢って、私は身勝手

ながら楽になりました。声を大にして長男は知的障がいをもってますと言えるようになったのです。

今は高等特別支援学校に通って、もちろんぷれジョブもやってます。世間体を気にしていた自分を

恥じています。今は長男が将来少しでも自立できるように、本人と一緒に考えています。そんな

考えを変えてくれたのは「ぷれジョブ」です。

もしかしたら、この活動は社会を変える力をもっているかもしれません。そんな無限の力を持った

「ぷれジョブ」のフォーラムに参加してみませんか?まだ、若干名の余裕がありますので、興味の

ある方は是非ご参加ください。よろしくお願いします。

おかんライブin新潟

おかんライブ行ってきました!!

昨年、知人の紹介で「おかん」を知り、付き合いのつもりでライブに行ったのが初めて。

ボーカルDAIの歌唱力に圧倒され、歌詞のメッセージに感動、今年は4月に大阪城ホールでの

コンサートに参加しました。そして、今回は、おかんの新潟凱旋ライブ。いつ聞いても心、魂に

メッセージが突き刺さります。そのライブごとに、その時に自分に響く歌・歌詞があります。

たぶん、そのライブを聞いたときに自分に足りないこと、必要なことが、必然的にDAIを通して

入ってくるような気がします。


今回のライブで私の心に浸み込んだ歌は「人として」でした。


人として
作詞:DAI / 作曲:DAI


数え切れない程の人とすれ違う中で

人として出会えたこと 痛く幸せに想う

無表情に流れ行く人波の中 

あなたに会えたのはなぜだろう

出会うことの無い僕たちならば決して

言葉交わすこと無く過ぎ去っていただろう

目の前に居る人がそこに居て

当たり前になっていた

あの日あの時「奇跡」とも言える瞬間が無ければ

笑い合うこと無かったよ

こんなに沢山の感情分け合ってきたのに

全て無かったかもしれないと想うと

怖ささえ覚えるよ

ほんとに会えてよかったよ

あの日生まれなかったら あの街に住んでいなっかたら

あの電車に乗ってなかったら あの日が休みじゃなかったら

あの会社じゃなかったら あの学校に行ってなかったら

あの日晴れてなかったら あの夜星が降ってなかたっら

あの時話し掛けなかったら あの時気付いてなかったら

あの時覚悟決めなかったら あの時叫んでなかったら

あの時別れてなかったら あの時「好き」と言ってなかったら

痛み喜び感じずに僕は あなたを知らないままだった

大切なあなたへの歌を唄いたい

人として出会えたこと痛く幸せに想う

中村文昭さんの講演会に行ってきました

中村文昭さんの講演会に行ってきました。

中村さんのプロフィール
■昭和44年 三重県多気郡宮川村大杉谷に生まれる
■皇學館高校卒業
■尊敬する人物 坂本龍馬
■モットー(好きな言葉)一燈照隅
■現在 有限会社クロフネカンパニー 代表取締役

18歳の時、家出同然で単身上京、職務質問を受けた警官が友人第1号。弟のように可愛がられ、
仕事・食事の世話をしてもらう内に常連となった焼き鳥屋で人生の進路に影響を受けるリーダー
に出会う。焼き鳥屋で出会った男性は、大きな事業構想を持ち、そのロマンに惹かれ、その場で
弟子入りを決意、彼の商売(野菜の行商)を手伝い始める。
19歳の時、行商で得た資金を元に、六本木にショットバーを開店、店を任せられる。開店前に
某有名ホテルのラウンジでの修行を経験。料理長に熱意で接することで、バーのノウハウを
教えてもらう。21歳の時、三重県に戻り伊勢市で10席のショットバー「クロフネ」オープン。
お客様を徹底して喜ばせ大繁盛させる。現在、LIVING CAFE Kurofuneにて年間50組の
手づくり結婚式を行い、伊勢でダントツの人気№1店となる。自分の経験を活かした講演活動・
人材育成にも力を入れている。


~~~~~~~~~~~~~~~~~ 講演の内容 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

中村さんの講演はすごく聞きやすくて、時間を忘れるほど、面白可笑しく、そして感動的な
内容でした。そして、今の自分に欠けているものは何かを教えていただいたような気がします。

ちょっとだけ内容を紹介します。

★ご自身の話
軽トラでの野菜売りをしていた時に、師匠の周りに人が集まってくるのをみて不思議に思った。
いくら野菜が高くても売れる。それは野菜を見ているのではなく、師匠の人間性(人間力)を
見て、信じて買いに来ている。人間力を磨くことが大事。

これまで、商売で成功した人たち、儲けた人達を長年、継続して観察してきた。その後も成功を
続けた人達に共通してたことは、お金を人のためや地域のために使っていた。そうすると、いい
人材が集まってきて、本当に信頼できる人たち(仲間)と仕事や人生を楽しむことができる。
一方、成功が長続きしなかった人は、自己満足のためにお金を使ってしまい、身内の人が離れ、
最後には仕事もなくなってしまっているようだ。

今、北海道で引きこもりやニートの若者と農業をやっている。そこには一流大学出身者も多い。
なぜ、そんな人たちがくるのか?一流大学を出た子供達(本人たちいわく)は、幼稚園から大学
まで常に受験勉強に明け暮れる。他の子供たちを蹴落として、自分だけ良ければよくなる。他の
子供達が乗っているバスが事故になればいいなどと思うようになる。そんな子供達が就職しても、
今まで人を喜ばすことをしたことがないので、満足に仕事ができず、会社の中でも窓際に追い
やられ辞めることになる。受験に追われて、人間力を磨いてこなかったのが原因。農業を通して、
いろんな人達と共同生活を送りながら、農産物とともに人間力を培っている。

★人間力を高める4つの鉄板ルール
返事は0.2秒
頼まれごとは試されごと
できない理由を言わない
今できることをやる

最後に印象的だったのが、両親が夫婦喧嘩をしたのを見たことがないこと。いつも、互いを思い
やり、そのあとには「ありがとう」の感謝の言葉。やってもらうと、やってあげたくなる、その
繰り返し。「ありがとう」の応酬、お金もかからず、それだけで雰囲気がよくなり、家庭が明るく
なる。また、外で働いている父親は、仕事の愚痴や疲れたなどと言わない方がいい。子供はそれを
小さい頃から聞いているので、それを言い続けると、子供は自然と、仕事はつまらないものと思い
込んでしまう。親が楽しく仕事をしないとダメ。中村さんの子供(中2)は、高校は行かずに早く
仕事をしたいと言う。その理由は、中村さんや周りの大人たちが、本当に楽しそうに仕事をして
いるのを見ているからだという。

鉄則はもちろんのこと、子供を持つ親の責任として、仕事や人生を楽しんでいる姿を見せて、
子供達の未来が明るく、切り開けることを伝えていければ最高ですね。

親友が絵の個展を開きます

こんにちは。

今日は私の親友が新潟で個展を開くので、そのインフォメーションです。

彼の名は「大高正嗣」、彼とは一緒のサッカーチーム「Palrabox」に所属し、また、震災復興支援を

「チームませう」でも一緒に活動をしてます。出会ってから1年しか経ってませんが、ずーっと前から

知っているような錯覚を覚えるくらい、すんなり心に入ってくる、人懐っこい人です。絵や写真、

料理、DJ、など多才ですが、人間性も素晴らしく、多才というよりは多彩なのかなと私は思います。

もし、お時間があるようでしら寄ってみてください。お酒を用意してお待ちしているそうです。



会場:新潟絵屋(新潟市中央区上大川前通10番町1864 TEL025-222-6888)

開廊時間 午前11時~午後6時

期間:2月15日(金) ~ 2月24日(日)

入場料:無料

※新潟絵屋ホームページ:http://niigata-eya.jp/


以下、開催者・会場の「新潟絵屋」のホームページより引用して紹介します。


大高正嗣(おおたか まさつぐ)

■ 1973年青森県弘前市生まれ。旅行の途中で新潟に住み着き、仕事も転々と十余年。写真は

小林茂氏と村井勇氏に手ほどきを受け、絵は独学。酒食にこだわり無。2008・10年新潟絵屋で

個展。水と土の芸術祭2012では市民プロジェクトで写真展「水辺の顔」(12月万代島旧水揚場・

小かまぼこ)を開催。


201302s2[1]
「鮭」(完成前)2012年 ペン・紙 42.0×59.4cm 

大高さんの2年ぶりの絵画での個展。前回の大高さんは段ボールのひだが気に入っていた。
紙質を生かした竹林の虎や、暗い面持ちの女の怒りの姿が残る。入口の暖簾「居酒屋 大虎」が、
なぜかとても絵屋に似合い、間違って入ってしまったお客さまも絵を楽しんでくださった。
自分で描いた女を、大高さんは長く見ていられない風だったのも忘れられない。前々回は、
等身大・紋付袴姿の人形のインパクトが強い。その作品、現在はこんぴら通りの酒屋さんの
店先に、ニットキャップ姿でドカンと座っている。
今回は、版画の手法を取り入れたそうだ。いろいろな手法を試してみたいという気持ちがすきだ。
定まらなさや分からなさにとても惹かれる。そこに、大高さんの深さがある。制作途中の新作を
見て、「なぜ鮭」「なぜトイレ」、と疑問は浮かんだが、次第に答えを求めて考えることから
放たれた。完成前を見て、期待は膨らむ。(井上美雪)